おおさかナウ

2026年02月14日

「戦争する国」づくりは許さない
衆院選 日本共産党は比例で4議席
高市強権政治と新たなたたかい 自民が2/3超

 第51回衆院選が8日投開票され、日本共産党は比例近畿ブロック(定数28)で、辰巳孝太郎氏が再選を果たしました。大阪の比例得票は19万4218票(得票率4・83%)にとどまり、「近畿比例の2議席絶対確保、前進へ」との目標を果たせませんでした。同党は全国で田村智子委員長はじめ比例4議席を獲得しましたが、改選前から4議席減らしました。

近畿比例で辰巳氏再選

支援者と再選を喜び合う辰巳氏(左から3人目)と、清水(同4人目)、駒井委員長(同2人目)ら=8日、大阪市天王寺区内

支援者と再選を喜び合う辰巳氏(左から3人目)と、清水(同4人目)、駒井委員長(同2人目)ら=8日、大阪市天王寺区内

 今回の衆院選は、高市早苗首相が国会論戦から逃げ、内閣支持率の高いうちに議席の多数を握ろうという「自己都合解散」によるもの。1月23日の解散から投票まで16日で、戦後最短の総選挙となりました。
 高市首相は「高市早苗がいいのか、国民が決める選挙だ」などと、大軍拡や改憲の推進など政治の中身を語らず、国民に「白紙委任」を迫りました。日本共産党は、「高市自民・維新政治に正面対決し、自民党政治そのものを変える日本共産党の躍進を」「憲法を真ん中に据えた新しい共同を」と訴えました。
 自民党は前回2024年の衆院選では、大阪の小選挙区で全敗でしたが、今回は大阪19区で議席を得ました。与党入りして初めての国政選挙となった維新は、18選挙区で議席を獲得。高市首相は、連立を組む維新の本拠地である大阪での遊説を見送りました。
 公明党が立憲民主党を吸収した「中道改革連合」は、安保法制を合憲と認めるなど、自民党への対決姿勢を放棄。比例で53万5117票(得票率13・30%)を得ましたが、前回の公明党と立憲民主党との合計85万3191票(同22・71%)から大幅に後退しました。
 このほか比例で、参政党は27万778票(同6・73%)と、前回の14万8639票(同3・96)から伸長。チームみらいは22万5477票を得ました。
 大阪の投票率は比例が56・22%(前回比9・45?増)、小選挙区が56・21%(同3・60?増)でした。

府民は「白紙委任」ではない
草の根で新たな府民運動へ 日本共産党府常任委員会が声明

 日本共産党大阪府常任委員会は9日に発表した声明(本文はこちらをクリックして下さい)で、現有議席からの後退という結果に責任を痛感すると表明。広く党内外の意見を聞きながら、捲土重来を期す決意を述べています。
 大阪では自民、維新、参政党が得票を増やしましたが、府民は「白紙委任」したわけではないと指摘。高市首相が改憲を訴えたことに対し、「戦争する国づくりは許さない」「アメリカ言いなりの大軍拡ではなく、憲法9条を生かした平和の外交を」と訴えた日本共産党に強い反応と期待の声が広がったことは、今後のたたかいに生きると強調しています。
 総選挙で掲げた公約・政策の実現へ、地方議会と草の根で新たな府民運動・国民運動をつくり広げると表明。どんな逆風のもとでも前進できる強く大きな党を目指し、来るべき統一地方選挙に向けて、世代的継承を中軸とした党づくりに全力で奮闘するとしています。

大阪での各政党の比例得票

  今回 前回
得票数 得票率(%) 得票数 得票率(%)
日本共産党 194,218 4.83   266,051 7.08
自由民主党 949,883 23.61   632,027 16.83
日本維新の会 1,301,168 32.34   1,152,221 30.68
中道改革連合 535,117 13.3 公明 478,676 12.74
立民 374,515 9.97
国民民主党 250,773 6.23   299,120 7.96
社会民主党 28,335 0.7   38,594 1.03
れいわ新選組 102,839 2.56   240,175 6.39
参政党 270,778 6.73   148,639 3.96
日本保守党 118,838 2.95   126,090 3.36
チームみらい 225,477 5.6  
減税日本・ゆうこく連合 45,689 1.14  

(大阪民主新報、2026年2月15日号より)

 

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