政策・提言・声明

2026年02月09日

大阪の総選挙の結果について

2026年2月9日 日本共産党大阪府常任委員会

(1)

 2月8日投開票の総選挙で、日本共産党は比例代表近畿ブロックで辰巳孝太郎候補を当選させ引き続き衆議院に送り出すことができました。ご支持、ご奮闘された党員、「しんぶん赤旗」読者、後援会員、JCPサポーターやボランティア、支持者すべてのみなさんに心から感謝します。しかし、大阪の得票数は19万4218票、得票率4.8%にとどまり、目標とした2議席目の堀川あきこ候補の再選と清水ただし候補の当選を果たせず、現有議席からの後退となったことに、府常任委員会の責任を痛感するものです。

 今回の総選挙は、高市首相が「国論を二分する政策」を進めるためと言いながら、まともな論戦を避け、超短期の選挙となり、加えて、大阪は府知事・大阪市長の辞任による大義なきダブル選挙が重なるなか、多くの有権者が模索したまま投票日を迎えることになりました。深く模索する有権者に私たちの訴えを広く届けきるには時間が足りませんでした。また、高い内閣支持率頼みの選挙は、高市政権と正面から対決する日本共産党にとって逆風となりました。広く党内外のみなさんのご意見をお聞きしながら、捲土重来を期す決意です。

(2)

 大阪では、自民党と維新、参政党が得票を増やしましたが、府民は「白紙委任」したわけではありません。総選挙において、私たちは、“高市自民・維新政治に正面対決し、自民党政治そのものを変える日本共産党の躍進を”と訴え抜くと同時に、“憲法を真ん中に据えた新しい共同”を訴えました。これには、「今度は共産党」「ブレないところがいい」など、新しい支持が寄せられるなど、確かな手ごたえがありました。

 与野党が消費税減税を掲げるなかで、一律5%減税と責任ある財源の提案が伝わったところでは日本共産党への支持が寄せられました。また、高市首相が改憲を訴えたことに対して、“戦争する国づくりは許さない”“アメリカ言いなりの大軍拡でなく、憲法9条を生かした平和の外交を”の訴えに、強い反応と期待の声が広がったことは、今後のたたかいに生きるものです。

 総選挙で掲げた公約・政策を実現するために、日本共産党は新しい国会の中で奮闘すると同時に、地方議会と草の根で、新たな府民運動・国民運動をつくり広げます。

(3)

 今回の総選挙は、大阪で16人の小選挙区候補を擁立してたたかうと同時に、社民党とは大阪7区と9区の間で相互推薦しました。社民党や新社会党との共同宣伝をはじめ、大阪から、高市強権政治を許さず、憲法を真ん中に据えた共同の姿を可視化させたことは、市民のみなさんとともに今後、本格化するであろう「戦争する国」づくりをストップする希望へとつながるものです。

 なお、維新による自作自演ダブル選挙は、すでに大阪市民が都構想に2度ノーの審判を下しており、今回の結果を住民投票をすすめる「信任」などと言えるものではありません。日本共産党は、都構想を許さない世論と運動、そして共同を広げる先頭に立つ決意です。

 選挙戦の中で、新しい人たちがボランティアやサポーターとして活躍していただいたことや若い人たちが民青同盟に加わっていることは未来への希望です。どんな逆風のもとでも前進できる強く大きな党をめざし、来るべき統一地方選挙にむけて、世代的継承を中軸とした党づくりに全力で奮闘していきます。

以上

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