おおさかナウ

2020年04月05日

新型コロナ
公演すべて中止 不安尽きない
辰巳・宮本氏ら 在阪楽団と懇談

懇談する(左から)堀内、宮本、辰巳の各氏=3月26日、大阪市港区内

懇談する(左から)堀内、宮本、辰巳の各氏=3月26日、大阪市港区内

 日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員(党府委員会新型コロナウイルス関連対策本部長)、宮本岳志前衆院議員(近畿比例・大阪5区候補)、堀内照文前衆院議員らは3月26日、関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪市)、日本センチュリー交響楽団(豊中市)の各事務所を訪ねて懇談し、新型コロナウイルス拡大による影響や要望を聞きました。
 関西フィルでは、楽団主催の3月公演をすべて中止にしたとし、チケット代金の払い戻しや会場ホールキャンセル料金の支払いなど課題は山積だと指摘。売上ゼロでもファンに楽しんでほしいと、無観客のライブ配信をした演奏会もありました。
 懇談の席上、浜崎元専務理事、松井清悟事務局長は、「今年創立50周年を迎え、年間公演予定はすべて決まっています。昨年から準備を進めてきていますが、4月以降の公演がどうなるか、関係者の不安は尽きない」と打ち明けました。
 日本センチュリー交響楽団は、3~4月に予定していた9公演は、延期の2件以外をすべて中止しました。「悩みながら中止の決断を迫られています」と語る望月正樹専務理事・楽団長。中止7公演のうち、2つの演奏会を無料ライブ配信したとし、「どんなことがあっても、ファンに音楽を届けるのが私たちの仕事です」と語りました。
 懇談では、文化・芸術予算に手厚い欧州各国の事例などが話題に上りました。辰巳、宮本各氏は、共産党の国会論戦なども紹介しました。
 各楽団から、「厳しい経営事情はどの楽団も同じ。感染予防のため公演中止にしたくても、その後の展望が全く見えないのがつらい」、「損失補填が保証されれば将来に希望が持てる。」「国のフォローがあれば、公演取りやめの判断もしやすい」との意見が、共通して出されました。

(大阪民主新報、2020年4月5日号より)

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