おおさかナウ

2019年07月19日

破綻の道から市政救う
共産・まさき候補が全力
守口市長選21日に投票

訴えるまさき求守口市長候補=14日、守口市内

訴えるまさき求守口市長候補=14日、守口市内

 参院選と同日で21日、守口市長選が投開票されます。選挙戦は、日本共産党公認の元市議、まさき求候補(68)と、大阪維新の会が推薦する西端勝樹市長(56)の一騎打ちです。まさき候補は、「市政を変え、暮らしを変え、希望の守口をつくろう」と訴えて全力を挙げています。
 8年前に誕生した西端市政の下で、市民会館、公民館、老人福祉センター、青少年センターなど公共施設が次々に廃止され、市民サービスが大きく後退しました。この8年間で市の借金は増え続け、市有地1万坪を55億円で売却してもなお、今年度予算で649億円に上っています。
 まさき候補は、守口市政について「改革どころか破綻の道を進んでいる」「未来につけは回さない。身の丈にあった行財政運営を」と訴え。「税金は市民の幸せのためにこそ使う」として、市民が国民健康保険料(国保料)を払いすぎてたまった財政調整基金などを還元し、国保料1人4万円を引き下げ、年金と有料高齢者施設の利用料の差額の補助制度、育児手当の創設、学校給食の無償化、子ども医療費助成を18歳まで拡充、徹底した情報公開で市民参加の市政にすることなどを掲げています。
 現職市長は、自らが取締役を務める不動産会社で、取引の際の「重要事項説明」を無資格で行っていたとし、宅地建物取引業法に違反したことを認めています。



(大阪民主新報、2019年7月21日号より)

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