おおさかナウ

2019年04月20日

たつみコータローの国会レポート
宮本さんを絶対に国会へ

tatumi 宮本たけしさんが衆院大阪12区の補欠選挙に無所属で立候補すると聞いた時は、とにかく驚きました。ある方は市民と野党の共闘という大義のもと、「退路を断って」挑戦する姿は、土佐藩を脱藩し薩長同盟に奔走した坂本龍馬のようだと、宮本さんを評しました。

 私にとって宮本さんは2017年2月以降、森友疑惑追及チームの共同責任者として、苦楽を共にしてきた先輩議員です。宮本さんの、官僚が否定できない痛いところを突き、真実を暴露していく追及は勉強させられることばかりでした。

 共産党はいくつもの内部資料をもとに追及していきましたが、宮本さんの追及姿勢を評価して持ち込んでくれたものもありました。

 もちろん宮本さんは森友だけではありません。武富士と警察との癒着を暴き、武富士社長を逮捕に追い込み、高金利を引き下げさせました。学費引き下げを繰り返し国会で求めてきたことも誰もが知るところです。選挙中驚いたのは、ある女性が阪南市から寝屋川に駆け付けていたことです。公立保育所と幼稚園を統廃合し、600人の園児をヤマダ電機跡地に押し込める計画撤回に尽力した宮本さんを、何とか応援したかったからとか。他党からの多数の応援も、宮本さんの実績と人望によるものでしょう。

 何よりうれしいのは、宮本さんが生き生きと候補者として訴えていること。神輿を担ぐ我々も楽しいが、神輿の上で縦横無尽に動き回る宮本さんの姿はとにかく楽しそう。この勢いで絶対に国会に戻ってもらわなければなりません。(辰巳孝太郎 日本共産党参院議員 毎月第3週に掲載)


(大阪民主新報、2019年4月21日号より)

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