おおさかナウ

2019年01月13日

日本共産党統一地方選若手候補者座談会
住民の命、暮らし守る自治体へ 下

上はこちら

共産党だからこその期待感じて

継続した運動で信頼が

山本の 「共産党はまっすぐでブレてない」と言われますが、保守系の人も「昔はガチガチやったけど、最近柔軟になってきた」と野党共闘を評価してくださったり、「維新に入れたこともあるけど、あかんかった、やっぱり共産党やわ」と言われたり。
 特にカジノの話では反響を感じます。玄関先で演説を聞いてくれてた人が拍手しながら歩み寄って来て、「家族5票分入れる」と言ってくださったり、自転車止めて「ほんまそのとおりや」と共感してくれたり。

山本い (胸のバッジを指して)これは森友問題で一緒に運動してきた人たちが、超党派で共産党の山本いっとくを応援しようと「いっとくわくわく応援団」を結成して作ってくださいました。
 森友問題に関わり始めたのは2016年夏ですが、前段には戦争法(安保法制)廃止の「豊中市民アクション」があり、こういう継続した運動の中で党への信頼を寄せてくださっていることを感じます。
やなぎだて 去年3月ごろからスーパー前で宣伝しています。1回目から白髪の男性がやって来て、「こんなとこでやってても意味ない、誰も聞いてへんで」と言われ、4月もまた来られた。5月には「ようやってるなあ」、自転車にスピーカーを積んで宣伝した時には、「あんたが言うてるのが一番よう分かる。頑張って」と言われ、次には手を振ってくれるようになりました。

右から森流星、松田あき、山本のりこ、山本いっとく、やなぎだて輝幸の各候補

右から森流星、松田あき、山本のりこ、山本いっとく、やなぎだて輝幸の各候補

市民の声を議会に届け

やなぎだて 枚方市では、市駅前の再編整備事業と新庁舎整備計画が出ています。安倍政権が地方創生という名で進めている市街地中心部への開発と立地集中の政策で、市民会館や大ホール、職員駐車場の用地を民間企業に売却し、市役所庁舎を移転させて、56階、30階のタワーマンションを建てるというものです。財源確保のために、他の事業見直しや行政改革をさらに進めようとしている。
 維新市政がやっていることですが、こんな計画知っていますかと市民に聞いても、全然知らされていないんですね。市民と一緒に声を届ける党の議席を増やさないといけないし、この地域の声を届けるのは私しかいないと訴えています。

苦難軽減の立党精神で

山本の 国民の苦難軽減という共産党の立党の精神が素晴らしいと思います。
 安倍政権は国会もないがしろにして、全然国民の方を向いていない。共産党は企業団体献金をもらっていないし、どこへの遠慮もなく、地方議会でも国会でも、住民や国民の声をまっすぐぶつけていく、本当に信頼できる党だと思います。憲法の全文を守り生かすと言っている共産党が伸びてこそ、もっといい社会になると思います。

山本い 森友問題でも正面からきちっと追及し続けてきたのは日本共産党だし、安倍政権を倒すには、この党の議席が伸びることが大事だと実感しています。
 実際に議会活動の中で感じたのは、共産党は市民からの要望署名や請願が来たときも、市民の思いをそのまま伝え、おかしいことにはおかしいと主張する党だということです。
 この間も、ある市の元職員に会った時、「あの時、共産党がいろいろ言っていたことが正しいと思います。頑張ってください」と言われました。

森 僕は街頭でも消費税のことを必ず訴えるんですが、共産党はずっと増税反対で、消費税自体にも反対しているし、それに代わる経済政策もちゃんと持っています。何年経とうが、主張を貫き続ける共産党は、絶対に強くなくてはならないと思います。

松田 高石市は2018年9月の台風で被害が大きかったんですが、すぐに回ってくれたのは共産党でした。軽トラックで何回も来てくれて、折れた木などを切って持って行ってくれたりとか。公立幼稚園廃園問題の時もそうでしたが、市民の声をそのまま議会に届けてくれるのが共産党だと思いました。

若い人に党を勧めたい

森 共産党は若い人が少なくて、この間も「このままだったら終わりますよ」って言ったら、「簡単に言うな」って怒られました(笑い)。
 僕はこれまでに5人の人に党に入ってもらいましたが、21歳の人の親はバリバリの自民党員で、親に言わずに来てくれました。党員の人ももっと自分の子どもに声をかけてほしいし、集いに誘ってほしい。これだけいいことを言って、いいことを打ち出している党だからこそ、ぜひ勧めてほしいと思います。
 街頭では、僕がなぜ共産党に入ったかということも話すようにしています。今日皆さんから聞いた話も参考にしながら、攻勢的に、前だけを見て頑張ります。

松田 私は戦争に行かせるために息子を産んだんじゃない。昔は男の子たちを戦争に行かせていたけれど、安倍政権はそれをまたやろうとしています。以前の私みたいに、何の問題も感じないお母さんたちにも、分かりやすく言っていきたいと思います。
 公立幼稚園廃園問題が出た時に私が一番困ったのは、反対していても、どう反対したらいいか分からないことでした。市民の皆さんが声を上げられるように使っていただける議員になりたい。そのためにまだまだ勉強中ですが、頑張っていこうと思います。

連続する選挙での勝利目指して

山本い 中学生のチャレンジテスト、しかも1回のテストで評価が決まることなど、維新の教育政策がいかに教育現場と子どもたちに混乱を巻き起こしているか。何とかしないといけないと思います。
 万博の大阪開催が決まりましたが、カジノ万博にしては絶対にいけない。「あなたが政治家を目指して頑張っていた時に万博が来て、カジノが残りました」と言われては、あまりにお粗末で後世に顔向けができません。2019年は維新政治とのたたかいでも、大きな勝負の年になると思って頑張ります。

山本の 候補者になるって人生ですごい経験だと思います。いろんな声を聞いているからには絶対に議席を取って議会に届けて、要求を実現していきたいです。
 日本は民主主義の国のはずなのに、自分たちの要求とまったく違うことばかりが進められている。カジノなんかない方がいい、保育所を増やして安心して子育てしたい、保険料を引き下げて欲しい、などの皆さんの要求とともに、暮らしやすい大阪のまちをつくっていくんだと、希望を大いに語って必ず当選したいと思います。

やなぎだて いよいよ待ったなし。この間聞いてきた声や悩みを必ず議会に届けて、その願いをかなえていきたいと思います。
 市民いじめ、国民無視の政治が続いている中で、議会の力関係が変われば、国政も地方政治も変えることができる。春の統一地方選挙で必ず躍進し、夏の参院選、その後の選挙と連続する選挙で勝利するために頑張りたいと思います。

(大阪民主新報、2019年1月13日号より)

月別アーカイブ