2018年12月02日
台風被害
出島・石津両漁港を視察
共産党・たつみ参院議員ら
日本共産党のたつみコータロー参院議員は、9月に大阪を直撃した台風21号による被害への行政の支援状況を確認するために、11月25日、堺市の出島漁港と石津漁港に地元市議・候補らと訪れ、漁業関係者らと懇談しました。森田こういち、城勝行両堺市議、小西えみ子北区府議候補、藤本ケン堺区市議候補が同行しました。
両漁港ともに、高潮により故障した冷蔵庫や防犯カメラの母体機器など、業務用機器などの復旧にかかる費用の工面に困難を抱えていました。
現在、異常な自然災害により被災した施設の復旧に要する費用を補助するために、唯一設けられている国の事業は「農林水産業共同利用施設災害復旧事業」一つだけ。対象になったとしても補助率は低い上に、基準や対象が厳しく、利用しにくいものになっています。
組合長らは「農業と同じ第1次産業の漁業への支援策が不足している。国や府、行政の力で何とか支援してほしい。若い人たちが働き続けられる環境整備もお願いしたい」と訴えました。
たつみ議員は、「大阪府とも連絡を取り合い引き続き支援策を模索していく」と述べました。漁業法改悪についての同党の立場を伝え、「漁業者の生業を守り抜く」と今後の連携も約束しました。
(大阪民主新報、2018年12月2日号より)