おおさかナウ

2018年11月18日

魅力広げ大きな民主青年同盟を
〝変革のエネルギー〟に働き掛け
民青大阪府委員会 第64回代表者会議開く

 日本民主青年同盟大阪府委員会は11日、大阪市内で、第64回代表者会議を開催。「組織倍加」に挑戦してきた府同盟の多彩な活動を交流し、▽青年の変革のエネルギーに依拠した要求実現と政治変革を求める運動の発展▽青年の模索に応える対話と学習――など、今月23日から始まる全国大会成功への強化方針を決め、大会代議員を選出しました。

全国大会(23~25日)・「大運動」成功へ

青年の力が政治動かす

民青同盟の多彩な役割を発揮し仲間を広げようと呼び掛けた代表者会議=11日、大阪市北区内

民青同盟の多彩な役割を発揮し仲間を広げようと呼び掛けた代表者会議=11日、大阪市北区内

 同盟員「倍加」への挑戦を提起した前回大会から10カ月間の実践について酒巻眞世委員長は、昨年を上回るペースで新しい仲間を迎えてきたと報告。自民党政治の行き詰まりと内外情勢の激動を背景に、青年の中に新しい社会を求める「変革のエネルギー」が生み出されていると述べ、府同盟の取り組みに触れながら、「青年の模索や行動の力が日本の政治と社会を深いところから動かしてきた」と強調しました。

 酒巻委員長は、民青同盟の3つの役割(①青年との共同②草の根の行動力③社会を変革する学び)に確信を持ち、全国大会と11月末までの『大運動』の具体化と実践に踏み出そうと提起。来年の統一地方選と参院選について、青年自らの手で日本の進路を切り開く力強い流れにしようと述べ、「変革のエネルギー」に働き掛ける要求運動に取り組み、仲間を増やそうと呼び掛けました。

ここが私の居場所かも

 「同世代と政治を語り合えたのは初めての経験でした。そこに民青の魅力を感じ『ここが私の居場所になるかも』と期待しました」。今年5月に加盟した女性は民青同盟員となり暮らしが一変したと発言しました。

 若者憲法集会やデモなど行動参加や学習を基礎にした班活動と新しい仲間を迎えた経験を紹介。「私自身がそうだったように、青年誰もが『変革のエネルギー』を持っているはず。政治や社会を変えたいという模索と願いを実践と学びにつなげることを可能にするのが民青同盟です」と語り、魅力的な班活動を進め大運動目標を達成したいと語りました。

 新同盟員を迎えて生き生きと活動する学生班の経験を紹介した北河内南地区委員会の代議員は、学費や生活費のためにアルバイトを掛け持ちする学生の声や、多額の借金を背負い込む奨学金問題の実態を紹介。民青の魅力の1つ、「社会を変革する学び」を重視した班会議が学生同盟員の成長につながっていると語り、「模索や苦しみの根本にある政治の矛盾を学び、共同の力で社会を変えようと行動する民青の魅力が高まっている。民青を大きくするために仲間と力を合わせて頑張りたい」と語りました。

職場の中で希望の存在

 民青府委員会の宮本奈生副委員長は、長時間労働や変則勤務など困難な条件の下で活動する職場班の努力を紹介し、「民青の仲間がいたから仕事を続けることができた」「もっと政治や社会のことを学びたい」など班員の声を紹介。「職場の中で希望の存在になっている職場班を発展させることが、身近な要求実現と社会を変える一歩につながる」と語り、原則的な班活動など民青の魅力を広げることと一体に、組織前進に向け頑張りたいと述べました。

 堺泉北地区委員会の代議員は街頭トークライブやツイッターなどのSNSで結び付いた青年を仲間に迎えたと発言。西淀此花地区の地域班や高校生班の取り組みも紹介され、「要求アンケート」に基づく対話活動の重要性や、定例対話宣伝や、仲間を迎える「公開班会」など多彩な活動が紹介されました。

 討論に引き続き、分散会で①青年の「変革のエネルギー」にどう応えるか②大運動成功に向けた思いなどを討議。民青同盟の魅力ととともに、同盟拡大に踏み出す中での対話の経験や、苦労などを交流し合いました。

模索強める青年たちが

 酒巻眞世委員長は府委員会報告に基づく討論のまとめを行い、「同盟倍加を目指してみんなで民青を大きくしてきた各地の実践と経験に、私自身が大きく励まされた」と語り、青年の中に広がる『変革のエネルギー』の高まりと、3つの役割を発揮する民青との出会いを通して、模索を強める青年が社会変革への行動へ踏み出していると強調。大運動成功への努力は、来年の選挙で青年の要求を掲げてたたかう力になると述べ、「倍加目標達成に向けた大運動成功の鍵と条件は、『青年の変革のエネルギー』の中にこそある。大会まであと2週間、府同盟目標の達成を目指して頑張ろう」と呼び掛けました。

民青の魅力に共感、行動へ
新同盟員たちの声

 代表者会議では大阪で加盟した新同盟員の「働き方」や学びの実態、加盟の動機や決意などが紹介され、青年の中に広がる『変革のエネルギー』や民青の役割が多彩に交流されました。その一部を紹介します。

◎…社会で起こっていることを知ってもどうしたら良いのかわからなかった。同世代の青年が行動していることを知り、すごいなと思って加盟しました。

◎…働く中で政治や社会に違和感があった。仕事で成果を出しても認められず、現状をどうにかしたいと思っていた時、同年代の民青の人の活動を知った。

◎…民青の活動は全部いいと思います。貧困格差がなぜ生じるのかや経済の問題がなぜ解決しないのか、疑問に感じていたことを学べると思った。

◎…働いていた会社では催事前に午前9時から24時前まで働くことがあった。労働基準法の36協定があるため、どれだけ残業しても決まった額しか残業代は出なかった。

◎…ツイッターでフォローして参加した民青の企画は新鮮に感じた。自分自身がアルバイトを続けており、ブラック企業の問題が気になります。

◎…憲法第9条があるから平和が続いてきたのに改憲はおかしいと思う。私の考えと(宣伝で)言っていることがかみ合っていて共感した。

人々が世界と日本動かす
倍加の共同事業をともに
柳共産党府委員長が情勢講演

民青同盟の発展をとエールを送る柳氏

民青同盟の発展をとエールを送る柳氏

 代表者会議では、日本共産党の柳利昭府委員長が激動の世界と日本の情勢をどう見るかについて講演し、「平和と民主主義、『個人の尊厳』を大切にする社会を求める人々の願いが、世界と日本を動かしている」と強調。朝鮮半島における和平プロセスの進展や、トランプ政権に対抗する若者や女性、マイノリティの草の根運動、国内での野党共闘発展や沖縄県知事選勝利の意義などを例に挙げ、「『潮目の変化』が情勢の最大の特徴。安倍政権を追い詰める野党共闘を支えているのは、国民と青年の中に広がる『政治を変えたい』との思いと努力」と強調しました。

 柳氏は、民青の3つの魅力を青年に伝える活動と努力を広げれば、民青を急速に大きくする条件があると強調。「民青同盟を強く大きくする『共同の事業』を心一つに取り組んでいきたい」と倍加を目指す挑戦へエールを送りました。

(大阪民主新報、2018年11月18日号より)

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