おおさかナウ

2018年07月22日

27日告示の大阪市議鶴見区補選
北原氏勝利へ共闘広がる
維新政治・安倍政権に審判を

事務所開きで参加者の声援に応える(右から)瀬戸、北原、村上、服部、清水の各氏=14日、大阪市鶴見区内

事務所開きで参加者の声援に応える(右から)瀬戸、北原、村上、服部、清水の各氏=14日、大阪市鶴見区内

 維新議員の辞職に伴う大阪市議鶴見区補選(被選挙数1、27日告示・8月5日投票)に出馬表明している日本共産党の北原洋子候補の必勝へ、市民と野党の共闘が広がっています。14日の事務所開きには、立憲民主党の村上史好衆院議員、社民党府連の服部良一代表(元衆院議員)が駆け付けてあいさつ。「北原候補の勝利で、大阪の維新政治と安倍政権に痛烈な審判を下そう」と呼び掛けました。

 「昨年の衆院選で日本共産党はじめ多くの野党の支えで議席を獲得できた」と切り出した村上氏は、北原候補が先頭に立って応援したことに感謝を述べ、「今度は(私たちが)お返しをする番。北原さんの勝利で大阪の維新政治と安倍暴走政治にストップを掛ける第一歩に」と語りました。

 服部氏は、安倍政権の悪政を足元から変えていく上で、地方議員の役割が大きいと指摘。「カジノを経済成長の柱にするなど、とんでもない。大阪には維新はいらない。そんなことを押し通す自公政権にも、はっきりとノーの声を上げていこう」と語りました。

 日本共産党の清水忠史前衆院議員は、「発展した野党共闘の力を補選でもさらに発揮し、北原さんを必ず市議会へ送り出そう」とあいさつ。瀬戸一正大阪市議団長は「市議選で初めての野党共闘の力、そして日本共産党の頑張りで、何としても勝利したい」と決意を語りました。

 北原候補は、大阪北部地震を受けて住民の不安が高まり、全国一高い介護保険料への高齢者の怒り、保育所待機児の母親の悲鳴が上がっていると強調。「『カジノより暮らしを』の声を大きく届けたい。幅広い方が応援して下さる中でたたかう歴史的な選挙。全力で走り抜く」と決意しました。


(大阪民主新報、2018年7月22日号より)

月別アーカイブ