共闘 さらに前進を
明るい会新春のつどい 市民と野党が参加
明るい民主大阪府政をつくる会(明るい会)は12日夜、大阪市北区の大阪グリーン会館で新春のつどいを開催し、各界から120人参加。野党5党の代表や、反維新で共に活動してきた幅広い団体・個人も集い、市民と野党の共闘のさらなる前進への決意にあふれました。
開会あいさつした荒田功・明るい会事務局長は、安倍政権による改憲や、維新が「都」構想推進のために今秋行おうとしている大阪市の「住民投票」に触れ、「いずれも民主主義が問われる問題。民意がどこにあるのかを主張したい。私たちの声が政治を動かす。幅広い共同でさまざまな人たちと手を携えて頑張る1年にしたい」と決意を述べました。
明るい会の新春の集いに初めて参加した社民党の長崎由美子府連幹事長は冒頭に、「この間、一緒にいろんな形で信頼をつくってきた皆さんの顔が見えることがうれしい」と述べ、護憲の運動や昨年の総選挙での共闘を振り返り、「権力が一番望んでいるのは私たちがバラバラになること。いろんな違いを乗り越えて、共に未来をつくっていくためにたたかいたい」と述べました。
反維新で共同してきた保守系政治団体「民意の会」代表の浅野秀弥氏は、あらためて野党の連携を求め、「今年は頑張って、『都』構想に大勝し、安倍打倒に向けて頑張ろう」と呼び掛け。新社会党の山下慶喜府本部委員長も、「でたらめな安倍政権に対して、共に1年頑張っていきたい」と語るとともに、来年の参院選での日本共産党のたつみコータロー参院議員の再選と、統一地方選での勝利のために「各政党の皆さんと手を携えて頑張りたい」と述べました。
自由党の渡辺義彦府連幹事長は、「大阪はしっかりした形で野党共闘を進め、総選挙でも前進があった。今年もしっかりと皆さんと手に手を携えて大阪を、日本をよくしていきたい」と話しました。
日本共産党のたつみコータロー参院議員は、安倍政権が2年前から提出しようとしてきた「働き方改革」法案を先の国会でも出せなかったことに触れ、「市民と野党の共闘はここまで政権を押し込んだ」と述べるとともに、森友疑惑についても22日から始まる通常国会で引き続き追及すると表明。「維新、安倍政治を徹底的に打ち崩すために、皆さんとたたかいたい」と決意を語りました。
平松邦夫元大阪市長、田中誠太八尾市長、落語家の笑福亭竹林さんもスピーチ。立憲民主党の森山浩行衆院議員の秘書も参加し、竹山修身堺市長などから祝電が寄せられました。
(大阪民主新報、2018年1月21日号より)