おおさかナウ

2017年06月18日

「世論無視するな」「強権政治許さない」
「共謀罪」ノー 各地で行動

 違憲立法の「共謀罪法」案をめぐり、緊迫する国会会期末の18日を前に、「共謀罪はあかん!」「世論を無視するな」「強権主義を許すな」と、市民による街頭宣伝やパレードが府内各地で行われました。

500人がパレード
岸和田 阪南地域怒りの大集会

「共謀罪は絶対反対!監視社会はいやや!」とアピール=11日、岸和田市内

「共謀罪は絶対反対!監視社会はいやや!」とアピール=11日、岸和田市内

 11日、岸和田市内で行われた「阪南地域怒りの大集会」(主催=戦争法に反対する阪南地域連絡会)は、500人の熱気に包まれました。

 主催者あいさつで山崎国光弁護士は、刑事法学者や国連機関が指摘する「共謀罪」法案の問題点を指摘。「市民と野党の共闘を広げ、持てる力を発揮し、“野党は頑張れ”“安倍政権は退陣を”の声を国会に届けよう」と呼び掛けました。

 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員と、北村みき衆院19区国政対委員長、社民党大阪府連の井上幸洋副代表も参加しました。民進党の川戸康嗣大阪府第18区総支部長、永安豊同第19区総支部長がメッセージを寄せました。

 辰巳氏は共謀罪法案、森友学園や加計学園疑惑、憲法改悪を狙う安倍政権のメディア支配を告発。「強権主義の独裁政治を許してはならない。1日も早く安倍政権を退陣に追い込むために全力を尽くす」と述べました。

最後まで力合わせて
中央区 2回目のデモに100人

「共謀罪」あかんとアピールするパレード参加者ら=12日、大阪市中央区内

「共謀罪」あかんとアピールするパレード参加者ら=12日、大阪市中央区内

 12日、大阪市中央区で取り組まれた「共謀罪」の廃案を求める集会とパレードには約100人が参加。ベビーカーを押す若い母親や、車いすの人の姿もありました。参加者は、手作りプラカードや特大横断幕を手に、「安倍政権の暴走を止めよう」「民主主義を守れ」と怒りの声をビジネス街に響かせました。

 主催した共謀罪あかん!中央区民の会は5月に発足し、衆院可決に抗議する緊急パレードを同23日に企画。この日のパレードは2回目で、終盤国会が緊迫する中、前回を大幅に上回る参加者で熱気にあふれました。

 各団体代表がリレートークで「世論を無視した安倍政権の暴走を許すな」「憲法が保障する思想・信条の自由を奪う悪法は廃案に」と訴えました。「共謀罪反対の世論は日ましに高まっている。最後まで廃案を求めて力を合わせよう」とこぶしを突き上げていました。

〝自由と権利を守れ〟
京橋駅前 市民有志が宣伝

京橋駅前での市民有志の宣伝で辰巳参院議員のスピーチを聞く人たち=9日、大阪市都島区内

京橋駅前での市民有志の宣伝で辰巳参院議員のスピーチを聞く人たち=9日、大阪市都島区内

 安倍政権の退陣を求める緊急行動有志は10日、大阪市都島区の京橋駅前で、「共謀罪」法案への抗議行動に取り組みましした。大阪市立大学の伊知地紀子教授、会社員、喫茶店主らが次々にマイクを握り、スピーチ。「これほど政府が説明不十分な法案を通していいのか」「共謀罪は私もあなたも対象になる。国会で成立させないために野党を後押ししよう」「私たちの自由と権利を守るために共謀罪に強く反対する」「これからもそれぞれの場所で声を上げ続けていこう」などと訴えました。
 国会から駆け付けた日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は、「違憲立法の共謀罪を絶対廃案にするために最後まで頑張ろう」と述べ、前日開かれた4野党党首会談で、安倍政権下での憲法9条改悪反対、「共謀罪」廃案や次期衆院選での共闘を合意したことを報告すると、拍手が湧きました。

市民が対象の共謀罪
東大阪 緊急街宣で訴え

東大阪市の緊急街宣=10日、東大阪市内

東大阪市の緊急街宣=10日、東大阪市内

 憲法を守る東大阪の会は10日、近鉄布施駅前で共謀罪法案を廃案にと緊急街頭宣伝。20人が参加し「テロと関係のない市民の日常が取り締りの対象に」なるとビラを配布してアピールしました。

 

(大阪民主新報、2017年6月18日付より)

 

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