おおさかナウ

2016年10月30日

共同の力が政治動かす 強く大きな民青同盟を
11月に第40回全国大会
川添民青同盟府委員長に聞く

大会成功へ学び仲間づくりを

 来月23日に始まる民青同盟第40回全国大会の成功へ先頭に立って奮闘する民青府委員会の川添健真(かわそえ・たつま)委員長に、民青同盟の活動や魅力について聞きました。

青年の中に共同広げて

%e5%b7%9d%e6%b7%bb%e5%a7%94%e5%93%a1%e9%95%b7minpou この1年間、憲法違反の戦争法を強行した安倍政権打倒を目指す国民的共同が広がって、史上初めて野党が国政選挙で協力に踏み出す激動の情勢が広がりました。私たち民青同盟は、①青年との共同を広げる②草の根の行動力③社会を変革する学び――という3つの役割を発揮し、国民的共同の一翼を担ってきました。

 大阪でも立場を超えて人々が手を取り合い、無数の行動が草の根からの世論と運動をつくりだしました。「これこそ新しい時代を切り開く確かな力」だと私自身も確信しています。

 大阪市内のある地域班は、7月の参院選に向け繰り返して学習交流し、日本共産党が提唱した「国民連合政府」について認識を深め合い、「政治を変えたい」という思いをインターネットで発信して宣伝。ツイッターを見た青年・市民らが「無関心ではいられない」と次々と駆け付け、30人の大宣伝に発展しました。この地域に民青同盟の班があったからこそ、運動を広げる力になったと思います。

 戦争法は許せないと高校生が立ち上がり、民青同盟員もデモの先頭に立ち、参院選で18歳選挙権が実現して高校生のパワーが発揮されました。改憲勢力が国会の3分の2を占めた参院選結果にショックを受けていた高校生もいましたが、そんな高校生たちに同盟員は、民青の活動で得た社会変革の確信に基づき、「社会も人間も必ず変わる。一緒に行動し続けよう」と励ましました。

社会を変革する「学び」

厚生労働省に対しブラック企業根絶を要請する川添委員長ら=2013年

厚生労働省に対しブラック企業根絶を要請する川添委員長ら=2013年

 いま、「社会を変革する学び」として科学的社会主義と日本共産党綱領を学ぶ民青同盟の値打ちが輝いていると実感しています。

 保育士志望のある同盟員は選挙に関心がありませんでしたが、班学習で、保育士の劣悪な労働環境の背景に、社会保障予算を削減し福祉施策を後退させた自民党政治があることを学び、政治を変えたいと日本共産党の支持を広げるように変化していきました。

 「学び」を通じて多くの同盟員が劇的に変化し、行動に立ち上がっていきました。共通しているのは、科学的社会主義や日本共産党綱領を学ぶことを通して、要求実現を阻む原因や未来への展望を知り、同盟員たち自身が社会変革を担う主権者としての役割に確信を持ったことだと思います。

 同盟員たちは、社会変革の道筋を他人に語ることを通じて、自分だけでなく他者の成長にも自信を感じ、「一緒に学び社会を変えよう」と、生き方への模索にも応えられるようになっていきました。
 民青同盟の班活動は、一人一人の「政治を変えたい」という願いを共有し合い、温かく励ましてくれる仲間がいる場所です。

 民青同盟と初めて出会った青年たちは、「行動している青年と出会えてうれしい」「学んだことを交流したいと思っていた」と話しています。一歩踏み出した「その先」に青年たちが見出したものは、共に学び声を上げられる場としての民青同盟でした。日本の未来を真剣に見つめる多くの青年がいま、民青との出会いを求めていると実感しています。

草の根の行動力を発揮

 日本共産党が第6回中央委員会総会で、「若い世代の中に党をつくろう」と呼び掛け、「民青同盟への親身な援助を強め、同盟員を増やし、民青班をつくること」を提起したことに、私たちも大いに励まされています。

 民青同盟は規約第1条で、「日本共産党を相談相手に、援助を受けて活動する」ことを組織の基本的性格としています。科学的社会主義と日本共産党綱領を学び、日本共産党を相談相手に活動する民青だからこそ、同盟員は新しい社会の担い手として成長し、統一戦線発展の力を発揮できます。

 日本共産党が若い世代に働き掛けようと、民青同盟員と一緒に地域に入っていただけるのは大歓迎です。まずは周りの同盟員たちの働き方や暮らしの実態などリアルな声を聴くことから出発し、民青の役割と大きくする意味を考え合ってください。6中総の提起がかみあえば、民青同盟は質的にも量的にも大きく前進できると思います。

 「8年間非正規で働き昇給したことはありません。賃金が上がるのは年に1度、最低賃金が改定されたときだけ」「14日連続の長時間勤務が続いても時間外手当ゼロ。普通に働いて当たり前に暮らせる社会になってほしい」「理系私学で学費は年額140万円。奨学金返済のため大学院進学を断念し就職することも考えた」。私は、低賃金や働きすぎで体を壊したり、異常な高学費に苦しみ、将来に展望が持てない青年たちの声と実態を聞いてきました。

 来たるべき総選挙は、切実な青年の願いを実現するチャンス。大阪中で青年と学び語り合い、一緒に声を上げ、歴史を前に進める力を持った民青へと前進し、立憲主義と民主主義、平和主義を貫く新しい政治の実現へ奮闘したいと思います。

(大阪民主新報、2016年10月30日付より)

 

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