おおさかナウ

2025年12月20日

堀川あきこのつれづれエッセイ
韓国の女性国会議員との出会い

堀川あきこ

堀川あきこ

 11月に韓日・日韓議員連盟の総会で韓国に行ってきました。昨年12月3日の戒厳令は衝撃を与えましたが、それ以上に、国会前に集まった多くの市民、そして撤回させたその運動に胸を打たれました。その国会議事堂前を歩き、3・1独立運動のレリーフがあるタプコル公園も外側からでしたが見ることができました。
 私が参加した分科会は女性委員会。韓国は市民運動の高まりのなかで女性運動も大きく前進し、政府から独立して人権侵害の調査や勧告・救済を行う国家人権委員会をつくらせています。しかしジェンダーギャップ指数は、日本よりも上位にはいるものの101位と根深い問題もあります。
 今回、この女性委員会で、視覚障害のある女性議員と知り合いになりました。夜の夕食会で席が隣同士になったときいろんな話をしました。一つ紹介すると「私は比例代表でそしてクオータ制(割り当て制)があるから国会に来ることができた。バッシングをうけることもあるけど、女性であり、障害者であるこの声を国会に反映することができる」と話してくれました。韓国の選挙制度には、選挙区制と比例代表制がありますが、比例代表でクオータ制が実現しています。
 その後、彼女が国会に提出した、障害のある議員の質問時間の十分な確保や施設設備の改善などを盛り込んだ要望書を送ってくれました。改めて、比例代表制度が多様な民意を反映する制度だということ、クオータ制の実現は民主主義をさらに前に進めるものだと実感する出会いでした。(ほりかわ・あきこ 日本共産党衆院議員 次回は1月18日号に掲載)

(大阪民主新報、2025年12月21日号より)

 

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