おおさかナウ

2025年12月13日

反動ブロックに対決する共同さらに
日本共産党府委 社民党府連と懇談

反動ブロックに対決する共同を広げようと誓い合った(左から)清水、渡部、駒井、長崎、広田、奥本の各氏=3日、大阪市北区内

反動ブロックに対決する共同を広げようと誓い合った(左から)清水、渡部、駒井、長崎、広田、奥本の各氏=3日、大阪市北区内

 日本共産党大阪府委員会の駒井正男委員長と、副委員長の清水忠史元衆院議員、渡部結の3氏が3日、大阪市北区の社会民主党大阪府連の事務所を訪ね、長崎由美子代表、広田正博幹事長、奥本英男常任幹事と懇談しました。
 駒井氏は、自民・維新連立の高市政権は改憲や大軍拡、「スパイ防止法」、衆院議員定数削減、暮らし破壊を狙う「戦後最悪の内閣」だと指摘。参政党や国民民主党も含む「反動ブロック」に対抗する民主的・国民的共同を大きく広げることが求められると述べました。
 「共同を広げる上で、心張り棒の役割を果たす政党がどうしても必要だ」と強調。維新の本拠地である大阪で、「副首都」構想やカジノを許さず、維新政治と正面からたたかうためにも、悪政を打ち破る連携の強化を呼び掛けました。
 長崎氏は高市早苗首相の「台湾有事」発言や、差別・排外主義に言及。高い内閣支持率を背景に高市首相が世論をあおることで、大軍拡や少数者への攻撃に「お墨付き」を与えるような風潮になりつつあることに、危機感を表明しました。
 昨年の総選挙では大阪4区と9区で、日本共産党と相互支援できたのも、総がかり行動や立憲野党間の意見交換や共同の積み重ねがあったからだと指摘。「共同の戦線を広げるために、迷っている人にも分かりやすい言葉で伝えることが大切。お互いに力を合わせましょう」と話しました。

(大阪民主新報、2025年12月14日号より)

 

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