2025年05月10日
山下よしきのあったかエッセイ
どんどん街に出て語りたい
大阪なんばで1区国政対策委員長の竹内よしのりさんとトークライブ(4月29日)。
できるだけ街を歩いている人に疑問を出してもらおうと、「こんにちは日本共産党です。政治のこと、日本共産党のこと、なんでも聞いてくださいね」と呼びかけながら進行。
すると、通りがかりの中学生がマイクを握り、「授業で習ったんですが、労働組合って何ですか」との質問が。私は「不当な賃金や働き方をさせられた時に労働者が団結して経営者とたたかうための権利です。1人では声を上げられなくても団結すれば経営者と対等に交渉できる。そうやってたたかっている労働組合が世界にも日本にもたくさんあるんですよ」と回答。中学生は「よくわかりました。テストもばっちりです」と笑顔で言ってくれました。
続いて、大学生男女4人連れ。チラチラとこちらを見ているので「なんでも言ってくださいね」とうながすと、「税金を下げるデメリットはなんですか」との質問が。私は「財源を示さずに減税を語ることです」と切り出し、参院選を前に自民党のなかからさえ消費税減税を求める声が出ていることを紹介。財源なしの自民党、国債発行の一部野党と対比して、大企業と富裕層への減税・優遇にメスを入れ、消費税を5%に減税するために必要な恒久財源をつくる党の政策を説明。全員しっかり聞いてくれて「面白かった」。
私たちの政策は若い人たちにこそ待たれています。どんどん街に出て語りたい。(やました・よしき 日本共産党参院議員 次回は6月8日号に掲載)
(大阪民主新報、2025年5月11日号より)