おおさかナウ

2015年11月15日

住民一人一人が輝く政治を

大阪の未来懸けたたたかい

くりはら貴子知事候補の第一声

くりはらminpou 大阪の未来を懸けてのたたかいです。大阪をまじめに、まっとうな大阪を取り戻すために必要なのは仕組みではなく中身です。役所の仕組みを変えればそれで大阪はよくなるという制度論には11月22日で終止符を打たなければなりません。大阪市をつぶすために何十億ものお金をかける制度論にきっぱりピリオドを打ちたいと思います。
 私が考えている大阪の未来予想図は、まずは強い大阪。新産業創出の影でないがしろにされてきた中小企業を支援し、元気にします。税収もアップさせ、生まれてくる財源を、しっかりと子育て教育福祉に使っていかなければなりません。
 橋下府政、松井府政の8年間でやってきたいろいろな無駄遣いにはしっかりメスを入れていかなければなりません。
 第一は、二重行政解消と言いながらほったらかしにされてきた二重庁舎の解消です。大手前と咲洲、10㌔㍍以上も離れた二つの庁舎の間を、年間延べ3万5千人もの職員が片道40分もかけて行ったり来たりしている。無駄遣いをやめさせ、本当に府民のためになるお金の使い方にしていく。子育、教育、福祉です。
 女性がいきいきと働き、子育てと仕事を両立させるためには、安心して子どもを預けられる場所がないと駄目。幼児期の子育て教育、保育を充実させます。保育所の待機児童の解消には全力で取り組みます。
 大阪での不登校児童数は全国ワースト18位から6位まで上がり、小中学校での暴力行為件数は日本一で全国平均の2・5倍にまで激増しています。学校の先生たちの大阪府での採用倍率も下がってきています。トップ校の子、成績優秀な子だけを引き上げる偏った教育ではなく、一人一人の子に目が行き届く、そんな優しい血の通った教育をくりはら貴子にお任せください。
 大阪府のリーダーたるもの、府民一人一人の思い、暮らしに目を配って、何が必要なのかを考えていかなければなりません。そのためには対立ではなく協調です。
 大阪府、近畿、西日本すべての都道府県と協調しながら、東西二極の一極を担う大大阪をつくっていこうではないでしょうか。
 大阪のしっかり者のお父ちゃん、大阪の肝っ玉かあちゃん、私たちに大阪の未来を任せていただきたい。大阪が未来に向かって第一歩を踏み出す日に、大大阪を取り戻す名実ともに西日本のリーダーにくりはら貴子、柳本あきらを選んでいただきたい。私たちの大阪を必ず取り戻しましょう。
(5日、大阪市北区内)

破壊ではなく創造的改革を

柳本あきら大阪市長候補の第一声

やなぎもと氏minpou 大阪市は決して一人の独裁者でつくられたわけではありません。民のまちであり、市民一人一人が輝いてこそ大阪市全体が輝きます。
 大阪市だけが輝いても大阪市周辺の発展はありません。大阪市周辺が発展してこそ大阪市の発展があります。
 私は、つながる大阪、未来志向の創造的な改革をこの大阪で実現していきたいと思っています。
 まず都市間連携です。
 大阪府内でも43市町村があります。府と市だけが仲良くすればいいという話ではありません。大阪市はしっかり周辺市とも協力をしながら、連携協調を図っていく必要があります。あわせて大阪府域を超えて、神戸市、京都市などと連携し、関西の中心となって役割を果たしていかなければなりません。大阪市が都市間の連携に手を携えて関西の中での力を発揮していく動きこそが、これからの少子高齢社会、人口減少の時代にあって求められています。
 もう一つのつながる大阪は、大阪市域内における都市内分権です。
 270万人口に対し、一人の首長では目が行き届かないという話がありますが、公募校長や公募区長で本当にこの大阪は良くなったでしょうか。大阪府から多くの企業が出て行き、人材が流出してしまっている状況の中で、大阪市がしっかりと企業を育て、人材を育成していく方向性を示さなければ、大阪はますます疲弊してしまいかねません。
 大阪市民を一人にさせへんで。出産から子育て、育児、さらには教育、就労や雇用、医療や介護福祉、そういった部門で、人に優しいつながりのある大阪市をつくってこそ、市民一人一人が主役の大阪市政になるのではないでしょうか。
 独裁者にこの大阪をまかせるわけにはいきません。ましてやその独裁者の傀儡などにこの大阪を任せるわけにはいかないのです。
 だからこそ、大阪市を誰よりも愛し、大阪市で生まれ育った唯一の候補者で、大阪市政を通じて市民の皆様ともつながり、そのつながりがあるからこそ大阪市が発展・繁栄したことを誰よりも知っている柳本あきらを、これからの大阪市の新たなリーダーとして選んでいただきたいのです。
 皆様の力で対立から協調へ、破壊的な改革から創造的な改革へ。過去に戻すのではなく正常に戻す。その創造的改革はオール大阪で、市民一人一人の力を合わせて、対話・協調を持って進めていきます。くりはら貴子さんともどもに力を合わせて頑張ります。(8日、大阪市北区内)

(大阪民主新報、2015年11月15日付より)

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