2015年08月23日
枚方市長選 竹内市長を自主的支援
「維新政治阻止」の一点で 枚方明るい会が声明
任期満了に伴う枚方市長選(8月23日告示、30日投開票)で、日本共産党も参加する「明るい民主府・市政をつくる会」は12日、「維新に枚方市政を渡さない」という一点で、現職の竹内脩市長を自主的に支援するとの声明を発表し、市長選勝利へ奮闘しています。
市長選には竹内氏のほか、前府議で大阪維新の会推薦の伏見隆氏らが出馬を表明。伏見陣営は維新議員らを大量に動員し、維新を前面に打ち出して、市長選をたたかう姿勢を鮮明にしています。
枚方明るい会は、維新が「統治機構改革」の名で福祉・暮らしを支える自治体本来の役割を投げ捨て、教育にも行政にも競争と強制を持ち込み、民主主義を否定する異質な政治集団だと厳しく批判。維新が、今回の枚方市長選を秋の知事・大阪市長のダブル選の前哨戦と位置付け、来年の参院選を見据えて、枚方市を大阪・関西での「維新再生」の拠点する狙いがあると分析しています。
竹内市長は就任当初から、「教育基本条例案」「職員基本条例案」に反対し、「大阪都」構想反対集会にメッセージを送っており、維新による「市政乗っ取り」に対決し、「反維新」の共同でたたかう意向を明らかにしていると指摘。維新に打ち勝つ最大の鍵は、「反維新」の一点での共同以外にないことは、堺市長選以来の大阪のたたかいで明らかだと強調しています。
さらに声明は、住民運動の力でつくってきた「福祉のまち枚方」「文化のまち枚方」「子育てのまち枚方」を、維新に断じて渡さない決意で市長選に臨むと表明。竹内市政の問題点の指摘は引き続き行い、住民運動を強化発展させる運動が、多数の市民の願う「市民が主人公」の市政への新たな一歩となるよう全力を尽くすとしています。
(大阪民主新報、2015年8月23日付より)