おおさかナウ

2022年11月12日

小川陽太前大阪市 議の議席奪還必ず
平野区で日本共産党演説会 辰巳氏ら訴え

 来年4月の大阪市議選で、平野区(定数6)での日本共産党の小川陽太前市議の議席を必ず奪還しようと、同党の演説会が5日、大阪市平野区内で開かれました。

カジノを止める展望はある

 講演した辰巳孝太郎元参院議員は、カジノに反対する大阪連絡会が取り組んだ、誘致計画を認可しないよう国に求める署名の第2次提出行動(4日)に参加したことを報告しました。
 当日の政府交渉では、カジノ用地の賃貸料を不当に値下げしたとされる「不動産鑑定談合」について、国交省も違法性を否定できなかったと指摘。「カジノを止める展望が開けている。署名目標の40万筆を集め切り、小川勝利でカジノを止めよう」と呼び掛けました。

賃金引き上げと消費税減税

 国政問題では、岸田政権は物価高や円安への対策などで無策ぶりがあらわになっていると批判。中小企業を支援しながら最低賃金を1500円以上に引き上げ、消費税の減税で暮らしと経済を立て直すなど、日本共産党の抜本的な提案を紹介しました。

統一協会と手を切れない訳

 辰巳氏は、自民党が統一協会との関係を断ち切れない大本には、統一協会と表裏一体の反共謀略組織「国際勝共連合」の存在があると指摘。「自民党が日本共産党を恐れるのは、日本共産党の躍進こそが政権を追い詰め、国民のための政治をつくる一番の力だから」と力を込めました。

中小企業応援の経済政策を

 小川氏は、市議会でカジノ問題を一貫して追及してきた現職当時の論戦に触れ、「地域経済を壊し、ギャンブル依存症を増やすカジノではなく、暮らしを守り、中小業者を応援する真っ当な経済政策を進めるために、市議会で働かせて下さい」と決意表明しました。

(大阪民主新報、2022年11月13日号より)

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