おおさかナウ

2015年07月12日

共産党西成区委
5千筆へ地下鉄全駅で宣伝

〝明らかに違憲 必ず廃案に〟

 日本共産党大阪市西成区委員会は、戦争法案阻止・反対署名を5千人から集めようと、7月、区内にある地下鉄4駅全駅で2回ずつ、計8回の署名宣伝を計画しています。6日は玉出駅前で行い10人が参加しました。

戦争法案反対署名行動で、子どもたちと対話する男性=6日、大阪市西成区内

戦争法案反対署名行動で、子どもたちと対話する男性=6日、大阪市西成区内

 宣伝では尾上康雄市議がマイクで訴え。「憲法違反が明らかな同法案を、今国会で通すことは断じて許されません。必ず廃案にしよう」と署名を呼び掛けました。
 通り掛かって初めて署名した64歳の女性は、「戦争になったら、これから生きていく子どもたちが犠牲になる。こんな大事なことは急いで決めず、じっくり考えてほしい」と話していました。
 下校中の男子高校生は、「(法案については)学校でも話している。非正規や戦争など将来的な不安がある」と署名。70代男性は「共産党のことはよう分からんけど、戦争はあかん」と言いながら署名していました。
 小学生の子どもたちが寄って来て「戦争になるん?」と尋ね、署名する姿もありました。
 宣伝に参加した木村道子さん(75)は、戦争中、焼夷弾が落ちるのを見た時の恐ろしさや、96歳で亡くなった父が、亡くなる3カ月前に初めて木村さんに戦争体験を語り、「太平洋戦争はやったらあかん戦争やった」と話したことを振り返りながら、「憲法改悪の動きが強まった8年前、何もせず憲法が変えられたら一生悔いが残ると思って、共産党に入りました。絶対戦争させないために頑張りたい」と話していました。

(大阪民主新報、2015年7月12日付より)

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