おおさかナウ

2015年07月12日

戦争する国にはさせない
高槻・島本で600人パレード

超党派議員・市民の呼び掛けで

 「若者を戦争に行かせない。戦争法案にノー!」。高槻市と島本町の超党派議員と市民団体でつくる「戦争させない!高槻・島本実行委員会」が呼び掛けた戦争法案反対市民行進が4日、高槻市内で行われ、雨降る中を市民ら600人が参加し高槻駅前までパレード。「平和憲法 世界の理想」などとアピールしました。

デモも集会も初めての人が

「私たちの力で戦争法案を止める」と、雨の中を歩いてアピールする宮原府議ら(右端)=4日、高槻市内

「私たちの力で戦争法案を止める」と、雨の中を歩いてアピールする宮原府議ら(右端)=4日、高槻市内

 「じっとしてはいられない」。知人から電話で誘いを受けた70代の女性は自らの意思で市民行進に参加。手術・退院後で不安もありましたが最後まで歩き通しました。
 「おばあちゃん行かへんの?」。中学と高校の孫からそんな誘いの電話を受けた女性は親子3世代で参加。パレードの隊列に加わりました。
 本降りの中、傘を手に手作りのプラカードを掲げる人や、レインコートを着て横断幕を持つ人も。飛び入り参加の住民や、「今回だけは黙っていられない」とデモも集会も初めてという人もいました。
 そんな平和を願う市民が続々と詰め掛け、高槻市役所前は600人の人波であふれました。
 出発前集会では、日本共産党の宮原威府議と共産党市議団、社民党、緑の党、無所属議員、新社会党(他市)の議員が最前列に並んであいさつし、「絶対に戦争法案を許さない」「力を合わせて違憲立法を廃案に」と参加者に呼び掛けました。

圧倒的な声で追い詰めよう

「立憲主義の破壊を許すな」と立場を超えた共同を呼び掛ける宮本衆院議員ら=4日

「立憲主義の破壊を許すな」と立場を超えた共同を呼び掛ける宮本衆院議員ら=4日

 草の根で活動する「九条の会」など平和グループが紹介され代表がリレートーク。「子どもたちに平和な未来を手渡すため、憲法に違反する戦争法案を許してはならない」などと訴えました。
 日本共産党の宮本岳志、民主党の辻元清美両衆院議員が駆け付けて緊迫する国会情勢を報告しました。
 宮本議員は、「国会審議を通して戦争法案の違憲性が明らかになり安倍政権は追い込まれている」と強調。「徹底審議と国民の圧倒的な声で追い詰め、違憲立法の戦争法案を廃案にしましょう」と呼び掛けました。
 辻元議員は、「国民の命を危険にさらす」と指摘した質問をめぐる安倍首相のヤジなど国会審議の異常性を指摘。「憲法9条を骨抜きにするどころか破壊しようとし、異論をはさむ者に罵声をあびせ、反対する新聞をつぶしてしまえと発言する。地域の運動でこの流れをはね返そう」と訴えました。
 「戦争する国づくり」を許さないと高槻市と島本町で党派を超えた集会・デモが行われるのは3回目です。2013年12月には秘密保護法廃案を求める集会・デモが取り組まれ300人が参加。集団的自衛権行使容認閣議決定に反対する運動で、政党の垣根を越えた共同や広範な市民が手を携え「安倍政権の暴走許すな」と運動が発展しました。
 島本町ではことし5月以降、住民有志が町議会に対し「戦争法反対」の立場を表明するよう求める署名運動を展開。高槻市では日本共産党と無所属議員が「安全保障法案」の撤回を求める意見書案を議会提出しています。
 同実行委員会は17日にも、高槻・島本の主要駅頭で超党派の街頭宣伝に取り組む予定です。

(大阪民主新報、2015年7月12日付より)

 

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