おおさかナウ

2022年10月08日

住吉市民病院跡地の新病院
公的医療の役割 継承を
大阪市議会民生保健委 寺戸月美議員が質問

質問する寺戸議員=9月20日、大阪市議会民生保健委員会

 9月20日の大阪市議会民生保健委員会で日本共産党の寺戸月美議員が、住吉市民病院の跡地(大阪市住之江区)に建設される新病院の問題について質問しました。
 住吉市民病院の閉院後、市は2018年4月から跡地の一部に住之江診療所を設置。新病院が建設されるまで暫定的に開設しています。現在、小児科は月曜から金曜、産婦人科は月・木・金の、いずれも午前8時45分から11時までの受け付けで診療。今夏の新型コロナの「第7波」ではお盆期間も通常診療を続けました。
 寺戸氏は、住之江診療所での夜診の実施など外来診療の拡充と共に、新病院には現在の医療機能を継承し、市民との約束である小児科や産科の病床を整備するよう要望。「住吉市民病院が担ってきた公的医療の役割をしっかり継承する計画に見直してほしいという声は引き続き大きい。市民への説明をしっかり行うべき」と主張しました。

(大阪民主新報、2022年10月9日号より)

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