維新市政を転換して
大阪市の力を市民に
日本共産党府委 大阪市議候補7氏(第2次)を発表
日本共産党大阪府委員会(柳利昭委員長)が9月30日、大阪市役所内で記者会見し、来春の大阪市議選の候補者(第2次)として7氏を発表しました。すでに第1次として発表した7氏と合わせ、14氏となります。
記者会見には柳氏と候補者14氏が出席しました。柳氏は市議選の目標として、定数2減の下で現職の4議席を絶対に確保し、さらに交渉会派となる5議席以上に挑戦すると表明。候補者は市議会で活躍してきた前・元議員や若い世代まで、いずれも市民の願いを市政に届けるために奮闘してきた人物で、女性候補が半数を占めていると紹介しました。
柳氏は、長引くコロナ禍に加え、岸田政権の下での物価高騰で市民の暮らしと営業が深刻になる下で、各分野の要求運動を大きく広げ、維新市政を転換する展望を示すとともに、岸田自公政権が進める大軍拡と9条改憲を含め国政問題も大いに訴え、「悪政ノー」の声を上げる選挙にしたいと語りました。
市議選と同時に行われる大阪市長選については、柳氏は「カジノ誘致のための大型開発を見直し、市民の命を最優先する市政をつくる」との立場で、維新政治の転換を目指し、日本共産党も参加する「大阪市をよくする会」の中でよく議論し、候補者擁立を含めて検討したいと述べました。
候補者14氏がそれぞれ決意表明。山中智子市議団長は、大型開発の無駄遣いは中止すべきだと筋を通してきた日本共産党が大きくならなければ、取り返しがつかなくなると強調。「(住民投票で勝利して)みんなで残した大阪市の力を、市民のために使う新しい大阪市をつくりたい」と語りました。
日本共産党の大阪市議(第1・2次分)・堺市議候補(第1次分)
来春行われる統一地方選挙の大阪市議選、堺市議選で日本共産党が擁立した各候補者は次の通りです。選挙区の()内の数字は定数。
大阪市議候補(第1次分)
城東区(5)
山中智子(60)現
住吉区(5)
井上ひろし(49)現
東淀川区(5)
長岡ゆりこ(51)現
平野区(6)
小川陽太(45)前
大正区(2)
こはら孝志(49)前
住之江区(4)
つじい大介(43)新
西成区(3)
安田あすか(40)新
大阪市議候補(第2次分)
此花区(2)
せと一正(73)前
市議6期。党市議団長、財政総務委員など歴任。党西淀川・此花地区常任委員、党府委員。
西淀川区(3)
北山良三(70)元
市議4期。党市議団長、建設港湾常任委員長など歴任。党西淀川区委員長、党府委員。
旭区(3)
わたし考一(70)元
市議4期、党市議副団長など歴任。党城北地区委員長、党府委員。
浪速区(2)
円山なおこ(73)新
党浪速区市民運動部長、党大阪中央地区委員。元新婦人浪速支部長。
東住吉区(4)
山本のりこ(36)新
党東住吉区市政対策委員長。民青同盟府委員など歴任。大阪平和委員会常任理事。
生野区(4)
西田さえ子(51)新
党生野区市政対策委員長、党大阪二区地区常任委員、党准府委員。元生野民商事務局員。
福島区(2)
山田みのり(46)新
党北・福島地区委員長、党府委員。元福島民商事務局員。
堺市議候補(第1次分)
西区(定数8)
森田こういち(45)現
市議2期、党市議団幹事長、総務財政委員、育ちと学び応援施策調査特別委員。党堺地区委員。
南区(定数8)
藤本さちこ(47)現
市議1期。健康福祉委員、危機管理体制検証特別委員。党堺地区委員。
北区(定数9)
林原とおる(50)新
党北区市政対策委員長、党准堺地区委員。大阪いずみ市民生協に勤務。
中区(定数7)
森流星(39)新
党堺地区常任委員。高校卒業後、民間会社に勤務。
東区(定数5)
いぬい友美(44)新
党東区市政対策委員長。カメラマンや看護師として映像制作会社や病院などに勤務。
(大阪民主新報、2022年10月9日号より)