おおさかナウ

2022年07月08日

保健所改善・小児周産期医療の
確保・カジノストップのために
元住之江区医師会会長 松嶋三夫さん(70)

 大阪市立住吉市民病院(同市住之江区=2018年に閉院)の存続運動に携わってきましたが、塩崎恭久厚労相の在任中に参院予算委員会で核心に迫る質疑をし、跡地に誘致される病院の医療範囲を具体的に決定する大金星を挙げたのが、たつみコータローさんです。彼の鋭い舌鋒に、再び活躍の場を提供したいと切に願っています。
 新型コロナ流行で大阪府・市政の失政が明らかになってきました。1つは住吉市民病院が廃院にされた折です。病床は何もしなければ国に没収されると医師会長会議で指摘しましたが、市は何もせずみすみす100床を没収させたのです。きちっと対応しておれば、コロナの重症病床として活用できたのです。市に長期の医療展望が欠如しているために起きた現象です。
 2つ目は保健所崩しです。橋下徹氏が目先のお金をケチって保健所の機能を抑えていったのです。保健師数は、人口比で47都道府県で下から2番目という劣悪な状態です。
 コロナ流行で患者さんの登録や連絡が遅れたり、放置され在宅のまま死亡ということが多く起こったのは、ここに原因があると言えます。
 3つ目は、小児・周産期の専門病院である住吉市民病院を廃院にしたこと。4つ目はカジノです。区医師会の理事会では23人中22人が反対。カジノの危険性を示すポスターを自費で作りました。
 保健所機能を改善し、市民病院跡地には小児・周産期の入院医療を確保、カジノはストップさせる。この3つを実現させるために、たつみコータローさんを当選させていただきますようお願いします。(大阪市住之江区内の演説会より)

(大阪民主新報、2022年7月10日より)

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