おおさかナウ

2021年05月29日

総選挙勝利へ決意広がる
好評です宣言下の「オンライン集い」

各地でオンライン視聴された「集い」=23日

 「コロナ禍で気軽に参加でき、楽しく学び交流できる場になった」「総選挙での躍進と政権交代実現へみんなで頑張ろうと決意が広がった」――5月23日に行われた「たつみコータローがお茶の間に〝オンライン集い〟第2弾」は、府内38カ所で約100人が視聴しました。参加した3人が入党しました。
 各地域でオンライン集い成功へさまざまな工夫が広がりました。支部会議の時間に合わせて「集い」を視聴し拡大行動に取り組んだ経験や、「誰でも参加できるように」と、地域2カ所で視聴した支部もありました。
 辰巳氏は、新型コロナ第4波で英国型の変異株が猛威を振るい、重症ベッドが逼迫し自宅療養や入院調整中の患者ら計1万2千人が入院できない状態だと指摘。命を守り、医療崩壊を防ぐため社会的検査の拡充が必要と語りました。打撃を受ける中小企業や個人事業者、文化・芸術団体への対策強化、野党が共同で提案している一律10万円給付など、生活支援の実現へ全力で取り組みたいと語りました。
 辰巳氏は、財界関係者が「資本主義は行き詰っている」と述べるなど、世界中で資本主義の限界が叫ばれていると指摘。入管法改正案を廃案に追い込んだ国民運動や、高齢者の医療費負担2倍化法案の問題点など焦点の課題を取り上げ、「国民が声を上げれば、悪法をストップさせ政治を変えることができる。菅政権と維新政治を終わらせよう」と呼び掛けました。
 中継で結んだ各地の視聴者からも、質問と感想が交流されました。「集い」初参加の女性は「重い病気と長年闘っていますが、コロナワクチン接種が7月になると言われて不安です」と発言。「デジタル化が進むと、視覚障害者の暮らしがさらに追い詰められる」「民意を正確に反映しない選挙制度を改めるべきだ」との意見もありました。
 辰巳氏は、日本のワクチン供給量が少なく接種が異常に遅れたと述べ、現場の実態を無視した目標強制が現場に混乱を招いたと、菅政権の問題点を述べました。

(大阪民主新報、2021年5月30日号より)

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