おおさかナウ

2020年11月08日

新人議員の抱負

楠成明 泉南市議

くすのき 障がい者施設で15年働いていました。仕事を通じて社会的に弱者と言われる障がい者や福祉に携わる者の現状に違和感を感じながらも、自分が社会を変えるんだと考えたことはありませんでした。
 そんな中、泉南市議候補の話があり、市議団や日本共産党の果たす役割を知り、自分が住む泉南市を誰もが安心して暮らせるようにするためにと決意を固めました。
 この4年間、娘の通う小学校のPTA会長をさせて頂き、子どもたちの置かれている状況を知りました。普通教室にはエアコンがなく(昨年設置)、校舎の老朽化で廊下の天井から雨漏り。特別教室にはエアコンのないところもあり、授業も命にかかわる暑さ。
 今年に入り、新型コロナウイルスの影響で仕事をなくした方、健康が不安だと話す方、子育ての不安もあります。泉南市独自のコロナ支援もありますが、終わりが見えない中で、市民の皆さんの不安を少しでも取り除く為にも全力尽くします。

藤井千代美太子町議

ふじい候補 太子町に移り住み、温かい人々や地域の絆に支えられ安心して子育てしながら働き続けることができました。コロナ禍で相談相手がいないという悩みや、医療や暮らしの不安の声をたくさん聞く中で、「議員だからこそできることがある」「太子町をもっとよくしたい」と議員になると決意しました。
 「安全で便利な公共交通の充実を!」「学校給食無償化など子育て安心のまちに」。選挙期間中に寄せられた願いは本当に切実です。共産党の2議席の力を発揮し町議会にしっかり届け、住民の皆さんと一緒になって実現を目指したいと思います。
 20代前半、初めて赴任した小学校の教員時代に「どの子にも豊かな教育を受けられる社会にしたい」と入党しました。
 障害のある子どもたちの成長に寄り添ってきた経験も活かしながら、格差と貧困が広がるいま、未来を担う子どもたちの権利が不当に奪われることのないよう全力を尽くしたいと思います。

(大阪民主新報、2020年11月8日号より)

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