おおさかナウ

2020年10月12日

命と暮らし守る太子町を
西田・ふじい両候補が奮闘
太子町議選20日告示・25日投票

宮本岳志前衆院議員、阪口寛町議と共に訴える西田いく子(右端)、ふじい千代美(左端)の両予定候補=3日、太子町内

宮本岳志前衆院議員、阪口寛町議と共に訴える西田いく子(右端)、ふじい千代美(左端)の両予定候補=3日、太子町内

 20日告示・25日投開票の太子町議選で、日本共産党は西田いく子氏(57)=現=とふじい千代美氏(70)=新=が、「コロナ禍のときだからこそ暮らしと命を守り支える町政に」と訴え、現有2議席確保へ全力を挙げています。選挙戦は前回より1減の10の定数に、維新公認候補を含め12人が名乗りを上げる大激戦の様相です。
 日本共産党は、コロナ禍で暮らしに影響が出ている住民に1日も早く支援策が届くよう、要望書を4度にわたって提出。水道基本料金や学校給食費無料化、町立図書室への図書消毒機設置などが実現。専門相談窓口や保健所との連携強化、PCR検査助成などの実現を目指しています。
 住民の切実な願いである公共交通の充実へ議会質問を重ね、6月には空白地域解消へ新規バス路線が開始。子どもの医療費助成制度は9月議会で高校卒業(18歳)までの助成が可決され、来年1月から実施されます。
 財政危機をあおる「行革」優先の維新町政の下、日本共産党は、黒字決算が続く町財政や府内町村で上位の基金残高など財政分析に基づいて、住民福祉の増進と暮らしを支える施策実現が可能だと主張。選挙公約として、▽学校体育館へのエアコン設置▽歩道のバリアフリー化▽防災対策強化▽国保・介護保険料軽減▽20人程度の少人数学級実現▽給食費無償化▽乗合ワゴン車と福祉センター直通バスの復活などを掲げています。
 3日には宮本岳志前衆院議員(衆院近畿比例・大阪5区候補)が駆け付けて応援。7期目を目指す西田氏は、「住民に優しい公共交通の充実へ全力を挙げる。住民の声を届ければ必ず町政を動かせる。未来に希望の持てる太子町を目指そう」と述べました。
 議会初挑戦のふじい氏は、小学校教員として長年特別支援学級担任を務めた経験に触れ、「どの子も豊かに成長でき、子育て安心の町を皆さんと一緒に実現したい」と訴えました。

(大阪民主新報、2020年10月11日号より)

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