おおさかナウ

2020年09月20日

共産躍進でアベ政治終わらせよう
希望ある新しい政治を日本に
日本共産党街頭演説 近畿比例4候補の訴えから

 日本共産党府委員会が11日夕、大阪市北区・梅田で行った街頭演説では山下芳生副委員長と共に衆院比例近畿ブロック候補の、こくた恵二衆院議員(京都1区重複)、宮本たけし前衆院議員(大阪5区重複)、清水ただし衆院議員(同4区重複)、こむら潤尼崎市議(兵庫8区重複)が「日本共産党の躍進で安倍政治を終わらせ、補完勢力の維新政治を変え、新しい希望ある日本をつくろう」と演説しました。各候補の訴えの主な内容を紹介します。

新しい政治方向を示す党
京都1区重複・こくた恵二候補

こくた候補minpou 大激動は政局の問題だけではありません。コロナ危機という新しい体験の下で、「日本の政治や社会はこのままでいいのか」と、みんなが問い、考え始めたところに、激動の土台があります。
 その立場から、日本の公衆衛生や医療、社会保障がいかに脆弱かということに気付くと思います。保健所が、大阪市は24行政区の中でたった1カ所、京都市でも11行政区にたった1カ所しかない。全国では890カ所あったのが、いま469カ所に減っています。
 全国公私病院連盟の邉見(へんみ)公雄会長は、日本の医療は余裕がなくなっているとし、自治体病院に税金を使うのは無駄だという考え方は、新自由主義だと批判しています。日本の脆弱な事態を変えなければならないのは、もはや明らかではないでしょうか。
 この時期になぜ日本共産党か。新自由主義と全国で、京都でも、大阪でも、兵庫でも一貫してたたかい続けた党だからこそ、皆さんの暮らしと安全を守り抜ける。これが、日本共産党を選んでほしい最大の理由です。
 私たちは、「我一人道を行かん」の党ではありません。綱領に市民と野党の共闘、統一戦線で政治を変えると書き込んでいるただ一つの党です。私たちは三つの政治方向を指し示しています。一つは憲法を守り、立憲主義・平和主義・民主主義を回復する。二つに、暮らし応援第一の政治に変える。三つは多様性を認め、みんなが個人の尊厳を大切する政治を行う。この三つへ皆さんと一緒に歩む。すべての野党が一致団結できる政治方向です。
 日本を覆う閉塞感の根本にある新自由主義を、このまま暴走させるのか。それともストップさせるのか。新自由主義を根本から転換する日本共産党が勝ってこそ、政治の新しい未来が開けます。

今こそ消費税引き下げを
大阪4区重複・清水ただし候補

清水候補minpou 菅義偉氏が消費税増税の可能性に言及したことは、重大です。この間、10%に引き上げられて、国民生活と日本経済が大変苦しい思いをしています。「消費税の減税を」との声が広がっているのに、さらに消費税を値上げしようとしている人を、本当にこの国のリーダーにしていいのでしょうか。
 さすがに各方面から批判が高まったのでしょう。「10年間は消費税を上げない」とも言いました。これは裏を返せば、10年経てばさらに消費税を上げるという「増税宣言」に他なりません。私たち日本共産党は、皆さんと力を合わせ、消費税を5%に引き下げることを、野党の共通政策にできるように頑張ります。
 新型コロナの影響を受けて、世界の国々では付加価値税、消費税の減税がトレンド(潮流)となっています。イギリスもドイツも、中国も韓国も、多くの国々がいまこの瞬間、消費税を下げているのです。日本でも、消費税の引き下げは待ったなしだと言わなければなりません。
 私たち日本共産党は、消費税の創設時から、また度重なる増税にもとことん反対を貫いてきた、ただ一つの政党です。財源がないというなら、国民いじめ、商売人泣かせの悪税である消費税ではなく、大金持ちや大企業に負担能力に応じた税金を納めてもらう税制改革こそ必要だと、一貫して訴えてきました。
 その背景には企業団体献金も、政党助成金も受け取らず、パーティー券も買ってもらったことのない清潔な日本共産党の力があるからです。
 来る総選挙は、消費税増税を進める自民・公明を選ぶのか、それとも消費税減税を実現して皆さんの暮らしを応援し、商売を支える日本共産党を伸ばすのかが争点です。どうか比例代表で大きく伸ばして下さい。

希望ある野党連合政権を
大阪5区重複・宮本たけし候補

宮本候補minpou 安倍さんが辞めても、何ら問題は解決していません。とりわけ私が国会で追及の先頭に立ってきた、森友問題は何一つ解決していません。2年前、近畿財務局の有能で真面目な職員が、自ら命を絶ちました。そのパートナーが真実を明らかにしてほしいと、裁判に訴えてたたかっています。
 菅義偉さんは森友学園問題の文書改ざんを巡り、3年前の2月22日に首相官邸に関係者を集め、安倍夫妻の名前があるのか、ないのかという会議を主導した人物。この人が後を継いで、安倍政治のうみが出せるわけがないではありませんか。何としても信任に値する、希望を託せる新しい政治を、市民と野党の共闘で開こうではありませんか。
 野党共闘は、安倍政治を倒すためだめだけに組み上げてきたのではありません。希望ある政治を取り戻したい。安心して暮らせる日本をつくりたい。何人の方々がそれを切実に願ってきたでしょうか。
 子どもたちはコロナの感染におびえながら、教室に35人、40人と詰め込まれています。知事会や市長会もこれは危ないというのに、子どもたちをコロナ感染から守れる少人数学級に踏み出さないのでしょうか。
 学生たちの4人に1人がこの間、中退を考えています。大本にあるのはべらぼうに高い学費。OECD(経済協力開発機構)の調査では、日本の国公立大学の授業料はデータが入手可能な国々の中で最も高く、平均290万円の借金を背負って大学を卒業しています。こんな国で若者に果たして希望があるでしょうか。
 私たちは市民の皆さん、野党の皆さんと結束して、希望ある野党連合政権をつくりたい。その一心です。野党共闘のど真ん中で、わが身を捨てて頑張ってきた日本共産党をどうか伸ばして下さい。

憲法を守り生かす政治へ
兵庫8区重複・こむら潤候補

こむら候補minpou 私は、憲法改悪に危機感を持ち、「憲法守れ」と頑張ってきました。あれほどまでに改憲に執念を燃やしてきた安倍首相ですが、安倍政権の間に憲法を変えることに踏み出せなかったのは、国民の粘り強い「憲法守れ」のたたかいがあったからではないでしょうか。
 ここに勇気と確信を持ち、気を緩めず、憲法を守り抜こうではありませんか。自民党、公明党、そしてこれを助ける維新の会を少数派に追い込みましょう。
 私は、子どもを育てる母親でもあります。子どもたちにこれ以上、うそ、偽り、ごまかしと、モラルもルールもない政治の姿を見せるわけにはいきません。
 憲法をきちんと守り生かす政治を。自己責任を押し付け、社会保障の責任を放棄したいまの政治を改めて、国民の命と暮らしを一番に考える当たり前の政治に変えていこうではありませんか。
 戦争の危機におびえることなく、対等の立場で世界各国に平和を呼び掛ける。このことを実践する日本の国に変えていこうではありませんか。憲法に書かれた通りの世の中になれば、どんなに素晴らしいでしょう。そんな日本を実現し、子どもたちに渡したいと思います。
 私は、誰もが自分らしく輝ける社会を実現したい。これをスローガンに掲げています。そのためにも、特に3つの点で頑張ります。一つは、ジェンダー平等社会の実現。二つは誰もが子育てしやすく、教育を受けられる国の実現。三つめは文化芸術を守ることです。
 日本共産党は創立98周年を迎えた老舗の政党。これまで日本共産党という名前を一回も変えたことがありません。憲法を生かし、反戦平和を貫き、民主政治の実現を目指す政党として、今度の衆院選では日本共産党を大きく伸ばして下さい。

(大阪民主新報、2020年9月20日号より)

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