おおさかナウ

2025年12月13日

テスト漬けが不登校の一因
少人数学級へ市独自対策を
大阪市議会教育こども委 山中智子議員が質問

山中智子市議

山中智子市議

 5日の大阪市議会教育こども委員会で日本共産党の山中智子議員は、テスト漬けの競争教育をやめ、少人数学級の実現、教育完全無償化などを求める陳情書を採択するよう求めて質問しました。
 山中氏は全国的に不登校が急増する中、大阪市では中学校の不登校生徒の割合は23年度9・61%、24年度9・55%と、ほぼ10人に1人という深刻な事態だと指摘。「傷付いた時に、子どもたちには休む権利があるし、同時に行きたくなる学校にしなければならない。簡単ではないが、不登校の原因を真剣に研究するべきだ」とただしました。
 市教委は「学校生活にやる気が出ないなどの相談があった」と答弁。山中氏は、「そうなった原因こそ分析・研究し、変えるべきところは変えていかなければ駄目だ」と述べました。
 山中氏は、学校現場では、毎月のようにテストが実施され、子どもたちも教員も、その対策に時間を割かねばならない実態があると指摘。「テストの点数を上げるための学習になり、学ぶ意欲が失われている。それが不登校の一因になっているのではないか」と問い掛けました。
 多田勝哉教育長はテストについて、「公平性・公正性を担保し、科学的知見も含め、一人一人に応じた教育を行う目的がある」と答えました。山中氏は、「本当に一人一人に応じた教育を進めるためには、クラスの人数を減らすことが必要」と強調。少人数学級の実現を国に求めるだけでなく、市独自の取り組みを進めるよう求めました。

(大阪民主新報、2025年12月14日号より)

 

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