2025年11月22日
政治変える幅広い共同を
平野区革新懇が再建総会
「平和で、明るく住みよい平野区をつくる革新懇話会(平野区革新懇)」の再建総会が9日、大阪市平野区内で開かれ、60人が参加しました。平野区革新懇は1984年に結成。活動の再開へ、大学名誉教授や医師、中小企業家、司法書士、元府議ら26人が呼び掛け人となり、再建の準備を進めてきました。総会を受けて事務局体制を確立し、運動を進めていきます。
呼び掛け人の一人、小川陽太・元日本共産党大阪市議が開会あいさつ。米ニューヨーク市長選(4日)で、民主的社会主義者のゾーラン・マブダニ氏が勝利したことに触れ、「日本でも変革へのマグマがたまっている。幅広い人々と協力して政治を変える革新懇を再建し、自民党政治を終わらせるために奮闘しよう。2027年の統一地方選で、維新政治に痛打を与えよう」と呼び掛けました。
大阪革新懇代表世話人で関西学院大学の冨田宏治教授が、「さよなら自民党政治 その先へ」と題して講演。自民・維新連立の高市政権の危険性と共に、もろさを冷静に見る必要があると指摘し、「排外主義に対抗するたたかいと、暮らしや民主主義を守る共同を発展させよう」と語りました。
文化行事では、「グループ・ジュネス」がバイオリンとフルートの演奏を届けました。
(大阪民主新報、2025年11月23日号より)
