おおさかナウ

2025年08月30日

羽曳野市議選9月7日投票
市民が主人公貫く党
共産党 現有3議席絶対確保へ

 31日告示・9月7日投開票の羽曳野市議選で、日本共産党は現有3議席絶対確保へ、7期目を目指す、ささい喜世子(73)、2期目を目指す南れい(42)、新人の石田コーヘイ(40)の3氏必勝へ全力を挙げています。

ささい・南・石田候補が全力

 市議選は定数18に22人が立候補を表明。山入端市政与党の維新が1議席増を目指し、参政党新人が出馬の動きを見せるなど、有力候補による多数激戦の様相です。
 この4年間、コロナ禍と物価高が市民の暮らしを直撃する中、山入端市政は、国民健康保険料や介護保険料、下水道使用料、小学校の給食費の引き上げなど、市民に新たな負担を押し付けてきました。老朽化を口実に、市民会館は今年4月から休館。公立幼稚園・保育園の大規模こども園への統廃合や民営化も計画。「集約化」の名で、学校や公共施設の統廃合も進めています。
 日本共産党市議団は、市民要求実現へ、粘り強く市民と共同してきました。18歳まで医療費助成拡充、未就学児の国保料軽減、第2・第3子の乳児の保育料無償化、補聴器購入の助成実現や地域包括支援センター増設など、市民の願い実現に力を発揮。9月実施の中学校全員給食も、党議員団が20年来、議会で取り上げ、市民の「請願」が市を動かした結果です。
 敬老祝い金や温水プール「クリーンピア21」の廃止反対など、市民目線で市政をチェックし、市民サービス切り捨てや市民の負担増に反対してきました。
 下水道料金値上げでは、実施直前の3月議会で、「値上げ条例の廃止条例案」を議員提案するなど、市民団体や他会派議員との共同で市民を守る役割を果たしました。市民が主役を貫き、市政・市議会の情報を市民に知らせる努力もしてきました。
 市議選で日本共産党は、▽給食無償化と少人数学級実現▽子どもの医療費窓口負担ゼロと小児救急の充実▽高すぎる国保料、介護保険料引き下げ▽奨学金の返済支援制度創設▽バス路線拡充で交通空白地域解消▽高齢者のバス料金軽減▽市民体育館、図書館存続などを公約に掲げています。
 嶋田たかし選対本部長は、「有力候補による多数激戦で、3議席確保の状況に至っておらず、残る期間での飛躍が求められる。支持を表明してくれた人には再度訴え、支持を広げてもらうことを最後まで追求したい」と話しています。

ささい喜世子候補

ささい喜世子候補

南れい候補

南れい候補

石田コーヘイ候補

石田コーヘイ候補

 

 

 

(大阪民主新報、2025年8月31日号より)

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