2025年08月02日
3日告示の池田市議補選 物価高から暮らし守る市政に
小林よしみつ候補が訴え 3人の議員団復活へ
池田市議補選(被選挙数1)が8月3日告示(10日投票)されます。日本共産党は小林よしみつ元市議(74)が「3人の議員団復活で、さらに市民の声が届く池田市政に」と勝利へ全力を挙げています。
市議補選は2023年4月の統一地方選で初当選し、市内での居住実態がないと疑問視されていた胡摩窪亮太・元維新市議の辞職に伴うもの。補選には現在、小林氏と維新新人が立候補を表明しています。
市民が物価高に苦しむ中、維新市政は水道料金値上げや高額社会保険料(国保・介護)の押し付けなど、市民に冷たい行政運営を推進し、市民が請願署名を集めて実現した小中学校給食費無償も、9月末で打ち切られようとしています。
病院ベッド11万床削減やOTC類似薬の保険適用除外など、医療費4兆円分の国民負担を増やす自民・公明・維新の3党合意を巡り、党池田市議団(2人)は、単純計算で市内37病床が減らされるとの試算を発表しました。
小林氏は、コロナ禍で市立池田病院が35床を確保し、感染症医療に当たった経験にも触れて、「維新の医療改悪が強行されれば地域の医療基盤が崩れ、市立病院も存続危機に陥りかねない。医療費削減ストップの願いは党派を超えて日本共産党に」と訴えています。
小林氏は、▽10月以降も給食費無償化を継続▽子ども医療費窓口負担ゼロ、国保の子ども均等割ゼロ▽保健・医療体制の充実▽加齢性難聴者の補聴器購入補助▽市立池田病院は直営のまま充実強化――などの公約を掲げ、「財政調整基金43億円を活用し、切実な市民の願いに寄り添う市政へ頑張ります。物価高から市民の暮らしを守り、誰もが安心して住み続けられる市政を目指しましょう」と全力で訴えています。
(大阪民主新報、2025年8月3日号より)