おおさかナウ

2018年12月16日

「カジノはノー」の声広げよう
大阪連絡会が活動者会議

 カジノに反対する大阪連絡会が11日、大阪市北区内で第1回活動者会議を開き、47人が参加しました。同連絡会は、明るい会とよくする会に参加する団体や労働組合を中心に、ことし9月に結成。大阪へのカジノ誘致に反対する運動団体の交流会や署名運動を進めています。

カジノと一体の万博目論む維新

カジノに反対する大阪連絡会の活動者会議=11日、大阪市北区内

カジノに反対する大阪連絡会の活動者会議=11日、大阪市北区内

 大阪労連の菅義人議長の主催者あいさつ。報告した連絡会事務局長の中山直和事務局長(よくする会事務局次長)は、2025年の大阪万博をめぐり、カジノとの一体ぶりがあらわになる中、維新によるカジノ誘致の既成事実化の動きを許さないことが重要だと指摘。カジノの害悪や夢洲開発にかかる巨額の費用などを明らかにし、「万博に期待する人、期待しない人とも積極的に対話し、『カジノはノー』の声を広げよう」と呼び掛けました。

 カジノ問題を考える大阪ネットワークの桜田照雄代表(阪南大学教授)が講演し、カジノ実施法は成立したが、カジノ開業には多くのハードルがあると指摘。「カジノの問題点はこれから表面化する。この条件を生かして、カジノを絶対に持ち込ませない連帯を広げることが必要」と力説しました。

 活動交流では「万博にカジノがセットでついてくることを、大いに語っていきたい。大阪の私たちが声を上げるとき」(新婦人府本部)などの発言がありました。

 日本共産党のたつみコータロー参院議員が国会報告し、カジノ反対で共にたたかう決意を表明しました。


(大阪民主新報、2018年12月16日号より)

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