おおさかナウ

2018年07月29日

大阪市議鶴見区補選
8月5日投票
カジノより暮らしを
共産・北原洋子候補 猛暑の中、全力

猛暑の中、連日奮闘する北原氏=22日、大阪市鶴見区内

猛暑の中、連日奮闘する北原氏=22日、大阪市鶴見区内

 維新議員の辞職に伴う大阪市議鶴見区補選(被選挙数1)が27日告示、8月5日投開票で行われます。日本共産党の北原洋子候補は、「カジノより市民の暮らし、子育て支援こそ」「災害対策よりカジノを最優先するゆがんだ政治を一緒に変えましょう」と訴えています。

 猛暑の中、党員や後援会員らとともに連日奮闘している北原氏は、安倍政権と自公与党、維新が西日本豪雨災害をよそに、民間賭博を解禁するカジノ実施法を国会で強行したことを厳しく批判。「今回の補選は、国の悪政に鶴見区民が審判を下すチャンス。『大阪にも、全国のどこにもカジノはいらん』の声を、鶴見区から上げていきましょう」と訴えています。

 北原氏は市民と力を合わせて取り組む公約として、①カジノより老朽化水道管などライフライン更新などの防災にこそ税金を②「チャレンジテスト」は中止し、少人数学級の実現を③全国一高い大阪市の介護保険料と国民健康保険料の引き下げ④バス路線の充実で市民の足を確保⑤「ブラック企業規制条例」をつくり若者を守る⑥大阪市を廃止する「大阪都」構想ノー、市民の暮らし優先の市政⑦鶴見緑地は憩いと防災の公園へ、もうけの対象にする一方的な整備ではなく、区民の声を聞いて計画を立てる――を掲げています。

 今回の補選では大阪市議選史上初めて、安倍政権と維新政治にストップをかけ、新しい政治を開こうと野党共闘が生まれています。北原氏の事務所開き(7月14日)には、立憲民主党の村上史好衆院議員、社民党府連代表の服部良一元衆院議員も駆け付けて激励。北原氏は「幅広い方々が応援してくださる歴史的な選挙。必ず勝ち抜きたい」と全力を挙げています。


(大阪民主新報、2018年7月29日号より)

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