おおさかナウ

2018年04月07日

大門実紀史の国会レポート
国会議員の責務

 3月7日、「森友問題」の公文書改ざん事件にかかわって、近畿財務局・国有財産課の職員Aさんが自ら命を絶ちました。Aさんは金融課におられた時、損害保険関係で働く人たちの陳情に真摯に対応してくれた実直な方でした。わが党関係者のなかにもAさんの死を悲しむ人がたくさんいます。

 先日の参議院本会議の討論で、Aさんへの哀悼の意を込め、自民党席に向かって次のよう発言しました。

 「役人だけにすべての責任を押し付けて、幕引きを図ろうと考えているのなら、与党、政治家として、あまりに恥ずかしいことではありませんか。

 さらに『改ざんなどしないで、そのまま出せばよかったんだ』『隠す意味はなかった』などと、ことの重大性を意図的に軽く見せようとする発言も繰り返されてきました。

 しかしこの問題に関わって、近畿財務局で長い間、真面目に、誠実に働いてきた職員の方が心労の末、命を絶っています。人ひとりの命が、失われている事件にたいし『意味がなかった』など軽々しい物言いは厳に慎むべきです。

 むしろ、亡くなった方だけでなく、公文書改ざんという犯罪行為をさせられた職員たちの苦悩をおもい、誰が、なにが彼らに無理な行為を強いたのか、真実を明らかにすることこそ、私たち国会議員の責務ではありませんか」

 Aさんの死を無駄にしてはならない。必ず真相を究明し、安倍内閣を退陣に追い込むぞ。静まり返る自民党席を見渡しながら強くそう思いました。(だいもん・みきし 参院議員 第2週掲載)

(大阪民主新報、2018年4月8日号より)

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