おおさかナウ

2017年10月29日

共闘の思い込められた議席
立憲民主党・森山浩行さん比例で当選

 野党候補が一本化された大阪16区でたたかい、比例で当選した立憲民主党の森山浩行さんに、市民と野党の共闘への思いや今後の抱負を聞きました。

森山氏minpou 総選挙直前、私が所属する民進党が希望の党に合流することが決まりましたが、私には、ありえないことでした。大阪16区で、安保法制廃止の一点での堺市民の皆さんの共闘に取り組み、野党統一候補を求める「堺からのアピール」の集会にも参加してきたからです。

 無所属で立候補することも考えましたが、現職時代から一緒に勉強会をしていた枝野幸男さんが立憲民主党を結党し、私も加わりました。

 対決する公明前職は安保法制を推進した責任者の一人で、私は必ず勝利する決意でした。

 公示直前、日本共産党の田中ひろみ候補が立候補を取り下げられました。市民の願い、共闘を貫く日本共産党と田中さんの重い決断に応えるためにも、何としても勝ち抜きたかったのですが、果たせなかったことは私の力不足です。

 比例代表で当選できましたが、単に立憲民主党だけではなく、共闘の思いがこもる議席。強行採決で混乱を繰り返す、子どもたちに説明のできない国会ではなく、まっとうな議論ができる国会にしなければ。堺の皆さんと国政とを結び、改憲を許さないたたかいに全力を挙げます。

(大阪民主新報、2017年10月29日付より)

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