おおさかナウ

2016年08月28日

市民の暮らし守り願い実現
共産党3候補が奮闘

 

 和泉市議選が9月4日告示、11日投票でたたかわれます。定数24人に現職21人と元職3人、新人4人の計28人が立候補する見込みです。日本共産党は早乙女実(66)、岡ひろ子(64)=共に現職=、原しげき(63)=元職=の3氏が、「市の市民犠牲押し付けに反対する唯一の党。市民の暮らしを守り願いを実現するのは共産党しかない」と奮闘し、現有3議席獲得を目指します。

 辻宏康市長は安倍政権の悪政に追随し、市民負担増とサービス切り捨てを強めています。市民病院は指定管理者制度に移行して2年目を迎えます。医療法人徳洲会が経営に参加することになり、当初、市民からの不安や批判の声が高まりましたが、反対したのは共産党だけでした。

 市庁舎は老朽化、耐震性などの問題で、現地で建て替えるか、人口が増えている泉北高速鉄道和泉中央駅前に新築するかを問う住民投票が行われました。結果は移転が3万6172票で、現地建て替えの3万3213票を上回りました(投票率48・82%)。
 日本共産党はコスト面の比較など議論を深めるべきと主張しつつ、住民投票の結果は尊重するよう求めています。しかし市は「有効投票数の3分の2を超えることを庁舎移転の判断基準としていた」として、現地建て替えを決めています。

 中学校給食は自校で調理する方式で、市外からの行政視察も相次いでいましたが、民間委託が今年度1校、来年度は4校に増やす計画です。反対する約1万6千人分の請願署名を、日本共産党以外の議員は不採択にしてしまいました。

 日本共産党議員団は、市民や議会に知らされず進められていた公立保育所の募集停止計画を暴露・追及するなど、市民無視の姿勢を厳しく批判してきました。

 市庁舎や市立病院の問題でも、審議を保障するための特別委員会を提案し実現してきました。
 また妊婦検診の受診助成12万円(14回)の補助を実現。特定健診の無料化、乳がん、大腸がん検診無料化。学童保育を小学6年生まで実施、「中小企業振興条例」の制定など、市民の願い実現の先頭に立ちました。

 大阪維新の新人3氏は「身を切る改革」を訴え、初の議席獲得を狙っています。
 日本共産党の3候補は、子どもの医療費助成制度の対象年齢を高校卒業まで引き上げを目指す▽小中学校全教室にエアコン設置などを掲げ、支持を広げています。

早乙女実候補

早乙女実候補

岡ひろ子候補

岡ひろ子候補

原しげき候補

原しげき候補

(大阪民主新報、2016年8月28日付より)

 

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