おおさかナウ

2016年03月20日

台風豪雨対策急げ
府議会都市住宅常任委で宮原府議

宮原威府議

宮原威府議

 日本共産党の宮原威府議は11日の府議会都市住宅常任委員会で、台風や集中豪雨などによる河川での水害対策を急ぐよう求めました。
 大阪では2006年11月から16年2月までの約10年間に、水防団が出動する段階の氾濫注意水位にまで上がったことが32河川で322回ありました。また危険度が一番高く氾濫危険水位に達したのは39河川中4河川で10回、およそ年に1回となっています。
 時間雨量50ミリで床上浸水の発生するのは、寝屋川流域を除いて36河川。時間雨量65ミリでは46河川あります。
 宮原府議は対策に必要な額は約1500億円程度で、現在の予算のペースでは40年以上もかかると指摘しました。「床下浸水であっても高齢になると生活再建ができない。床上浸水では若者でもなかなか生活再建できない。府民の生命や財産、生活を守る上でなんとしても早期に安全度を上げていかなければならない」と主張しました。

(大阪民主新報、2016年3月20日付より)

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