おおさかナウ

2020年07月06日

山下よしきの徒然エッセイ
「共産党員だからがんばれる」と

YAMASHITA山下 各分野の国民運動を支えている日本共産党員のみなさんとの懇談を重ねています。学ぶところ大です。
 なによりコロナ危機を通じて、それぞれの運動・団体の存在意義が鮮明になり、大変だけども構成員に誇りと確信が生まれています。「毎日毎日感染リスクと隣り合わせですが、命を救うためにたたかっています」(医療団体)、「目の前で困っている中小業者を助けなくていいのかとがんばり、会員も増えています」(業者団体)と語る表情からは、緊張感とともに充実感が伝わってきました。
 そのなかで「共産党員だからがんばれるんです」という言葉を何度聞いたことか。これぞ党員魂なのでしょう。困難ななかで献身的に奮闘する同志たちの姿は、まわりからリスペクトのまなざしで見られているに違いありません。
 各分野でのコロナ体験を通じて、政治と社会の進むべき方向も見えてきています。「販売、配達、ごみ収集、介護などエッセンシャル・ワーカーがいなければ社会は維持できない。それなのに低賃金で劣悪な雇用でいいのか」(労働組合)、「分散登校で少人数学級の良さに改めて気づいた。子どもたち一人ひとりに目が行き届く」(教職員組合)、「貿易が滞るなか、足らない食糧は外国から輸入すればいいという考えだった人も含め、自給率を高める大切さを共有できるようになってきた」(農民団体)などです。
 ポストコロナの社会を語り合いながら、強く大きな党をつくりたいですね。(やました・よしき 日本共産党参院議員 毎月第1週に掲載)

(大阪民主新報、2020年7月6日号より)

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