政策・提言・声明

2022年12月10日

日本共産党大阪府委員会の「主張」
『時代をつないで 大阪の 日本共産党物語』を大きく普及しましょう

寄せられる大きな反響      

 日本共産党大阪府委員会が党創立100周年を記念して発刊した『時代(とき)をつないで 大阪の日本共産党物語』が好評です。
 11月末に開かれた堺地区委員会主催の学習会では参加者から、「よくぞ100周年に、新しい事務所建設と『100年史』の出版をやりとげていただいた」と「自分史」と重ねあわせた歓迎の声がでました。
 9月24日に開かれた「出版記念会」では、①100年の歩みがこの1冊に ②大阪の政治・経済・社会の変化のなかで党の役割を鮮明に ③「日本の中での大阪」をうきぼりに ④「政治対決の弁証法」をつらぬいて ⑤たたかいを担った人びとを「主役」に、という『時代をつないで』にこめた「5つの思い」が語られました。
 本書を手にしたみなさんから、「わが人生の足跡をふりかえり、党とともに歩いた道の確かさを確信しています」「大変な作業を積み重ねて綴られていった歴史物語が完成。見事な労作に乾杯」などの感想が続きます。他府県の方からも注文があいついでいます。
 10月23日に開かれた「躍進のつどい」では、メーン講演をおこなった小池晃書記局長が「私も読ませてもらいました。ソ連からの干渉も、中国からの干渉も、大阪の党がそのたたかいの最前線にいたことがよくわかります。だからこそ、このたたかいのなかで鍛えられて、大阪の中で強く、大きな党をつくってこられたことがよくわかりました」と語りました。このつどいでは、123冊が一気に普及されました。
 いまとりくむ「特別期間」では、志位委員長がおこなった党創立100周年記念講演の学習・討論が活動の大きな推進力になっています。

「記念講演」と一体にすべての支部 

 『時代をつないで 大阪の日本共産党物語』の学習・普及は、この講演でのべられた日本共産党の特質――①どんな困難があっても国民を裏切らず、社会進歩の大義を貫く「不屈性」。②科学的社会主義の立場でつねに「自己改革」。③「国民との共同=統一戦線」の立場で政治を変える、を大阪の歴史に引き寄せて、より身近に、より先人たちの歩みと自らの歩みに確信を深める何よりの力になります。
 また本書を通じて、大阪での統一戦線、市民と野党の共闘がいかにとりくまれ、発展してきたか、この19年来でいえば、「維新との闘い」をどうすすめてきたかなどをつかむことは、今後のたたかいのよりどころになるものです。
 すべての支部のみなさんが『時代をつないで 大阪の日本共産党物語』の学習・普及をすすめ、大阪の党の確信と誇りを胸に、これからの闘いの展望をきりひらくことを心からよびかけます。

(大阪民主新報、2022年12月11日号より)

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