政策・提言・声明

2015年04月13日

いっせい地方選挙前半戦の結果について

2015年4月13日  日本共産党大阪府常任委員会

 

 4月12日に投開票されたいっせい地方選挙前半戦で、日本共産党は大阪府会3議席、大阪市会9議席、堺市会6議席を獲得しました。大阪市議選で此花区、東住吉区で議席を回復し1議席増を果たしましたが、定数大幅削減のもと大阪府会で1議席減、堺市会で2議席減となりました。

 大阪府議選で365,921票を獲得し対比可能な29選挙区で前回比23,470票(伸び率107.6%)、大阪市議選で147,548票を獲得し15,518票(111.8%)、堺市議選で40,124票を獲得し3,889票(110.7%)、それぞれ前進しました。大阪市議選で総選挙比例票比105.1%となり日本共産党躍進の流れを示しました。

 日本共産党の候補者に支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、日本共産党の前進のためにご奮闘いただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

 今回の選挙では、大阪から安倍暴走政治ストップ、維新政治退場の二つの審判を下そうとよびかけ、「海外で戦争する国づくり」に暴走する安倍・自民党と維新の党の「改憲タッグ」、「世界で一番企業が活動しやすい国」をつくる安倍・自民党と維新の党の「暮らし破壊のタッグ」を正面から批判し、政治の3つの転換の方向を示しました。そして大阪の維新政治の7年間の暮らしと教育・民主主義破壊の総決算の審判を下し、「住民福祉の増進」という原点をとりもどそうと訴えました。維新の暴政を加速する「大阪都」ストップをよびかけ、日本共産党の議席の値打ちを広げました。

 どこでも「戦争立法を止めてほしい」、「暮らしを壊す維新政治ノー」の声が強く寄せられ、「暴走ストップの声を共産党に」と熱い共感が広がりました。昨年の総選挙での党の躍進、大阪での「維新政治ノー」の共同の広がりが、日本共産党と府民の関係に大きな変化をつくりだしていることに大きな手ごたえがありました。選挙戦のなかで訴えた公約の実現に全力をつくし、「戦争立法」をくいとめる活動をはじめ、暴走政治ストップの共同をさらにひろげてたたかいぬきます。

 

 いっせい地方選挙前半戦の教訓を生かし、4月26日投票でたたかわれる後半戦の17市・4町議選で77人の候補者全員の当選を果たし、市長選挙勝利に挑みます。同時に、「維新政治ノー」の「一点共同」を大きく広げ、5月17日投票となる大阪市民の「住民投票」で、大阪市の廃止・解体を許さず、「大阪都」構想ストップの審判を下し、維新政治を退場に追い込むたたかいに全力をつくします。

 選挙戦で寄せられた府民のみなさんの切実な願い、日本共産党躍進への期待に応えるために、強く大きな党づくりに力をそそぎ、秋の大阪府知事選・大阪市長選挙をはじめ中間選挙、来年の参議院選挙勝利に向け、新たな決意で挑んでいきます。

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