政策・提言・声明

2017年07月15日

大阪市立高校の統廃合計画について

大阪市立高校の統廃合計画について

2017年7月14日  日本共産党大阪府委員会文教委員会責任者 小林裕和

一、大阪市教育委員会は本日、市立扇町総合高校と西高校、南高校を統廃合する方針を決めました。
 これは、維新政治のもと定められた府立高校・大阪市立高校7校程度廃校計画にもとづくものです。
 高校統廃合は、憲法が保障する子どもの学ぶ権利を奪うもので、許されません。私たちは、統廃合計画の撤回を強く求めます。

一、高校統廃合の理由とされているのは、子どもの数の減少です。しかし、当面する公立中学校卒業者数の変動は、高校の募集学級数を調整することで十分対応できます。高校を減らす必要はありません。
 生徒が減少するときにやるべきは、公立高校の学校規模を縮小することや、少人数学級・35人学級を高校に広げるなど教育条件の整備・拡充です。
 日本共産党は、すべての希望する子どもに高校教育の機会を保障するために、府民・市民共同を広げ、高校を守り発展させるとりくみを進めます。
                                     

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