政策・提言・声明

2015年04月20日

全国的支援のよびかけ

日本共産党大阪府常任委員会は、4月18日5月17日の「住民投票」にむけて、全国的支援のよびかけを発表しました。

全国的支援のよびかけ

                  2015年4月18日 日本共産党大阪府常任委員会

全国の党組織、党員のみなさん

いっせい地方選挙での奮闘、前半戦での全国的躍進に心から敬意を表します。
大阪では、橋下徹大阪市長がかかげる「大阪都」(大阪市廃止・分割)構想をめぐって5月17日に大阪市内214万有権者を対象にした「住民投票」が強行されます。
この「大阪都」構想なるものは、大阪市も、大阪市議会もなくし、くらしをこわし、住民の声が届かない独裁・強権の体制をきずきあげようとするものです。投票率のいかんにかかわらず、「住民投票」で「賛成」票が「反対」票を1票でも上回るなら、2017年4月から「大阪市」も、いまの「24区」も廃止されます。
橋下市長と「維新の会」は、府議選・大阪市議選ともに「第一党」の座を占めたものの、「過半数」を得ることはできませんでした。それだけに、「住民投票」で何が何でも「賛成」多数にするために、報道では4億円ともいわれる宣伝費をかけ、ビラの折り込み、宣伝カー運行はもとより、テレビCMやインターネットをつかった広告などをすすめ、「二重行政のムダ」を削れば、「17年間に2700億円がうく」などのペテンで民意をかすめとろうとしています。これに加えて、大阪市主催による「協定書・説明会」を橋下市長が一方的に政治的主張をくりひろげ、わが党を含め、「反対派」は「とにかくいまの身分を守りたいだけ」と悪罵を投げつける舞台にしています。


全国の党組織、党員のみなさん

大阪の党と民主勢力は、大阪を愛する広範な方々とさまざまな垣根をこえて共同し、橋下市長と「維新の会」の野望を打ち砕くために総力をあげています。
わが党も加わる「明るい民主大阪府政をつくる会」「大阪市をよくする会」は「共同闘争本部」を設置し、214万有権者すべてを対象に、毎週の連打ビラを発行し、27日の告示後は平日毎日のビラをだし、自由にできる音の宣伝、SNSによる発信など、かつてないたたかいをすすめています。
同時に、「府民のちから2015」や「民意の声」など新たな共同組織がたちあがり、私たちとの連携をすすめています。市議会の自民、民主、公明、共産4会派がそろって「住民投票」への「反対意見」をだし、大阪市地域振興会が「大阪都構想」に反対する方針を決め、住之江区医師会が理事会決議に基づき「大阪都」反対のポスターをはりだすなど、「維新政治ノー」「大阪都」ストップへ、従来の垣根をこえた大きな共同が広がっています。


全国の党組織、党員のみなさん

第3回中央委員会総会がよびかけたとおり「大阪都」をストップさせ、「維新政治」に「ノー」をつきつける大阪のたたかいは、橋下氏と「改憲タッグ」「くらし破壊タッグ」をくむ安倍政権の野望に痛打を与えるものであり、全国的意義をもちます。
この大阪のたたかいへの物心両面のご支援を心から訴えます。


全国から大阪市内のお知り合い、友人のみなさんに、「大阪市つぶし、くらしこわしを許さないために、5月17日の住民投票では『反対』と書いて下さい」と声をかけ、手紙やはがきでも呼びかけて下さい。
直接大阪にかけつけていただき、宣伝をはじめとする支援活動にご参加下さい。
このたたかいをささえる募金活動へのご協力をよびかけます。募金先 口座番号 00920―8―97104 加入者名 日本共産党大阪府委員会。住民投票募金とご記入下さい。

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