予定候補と選挙結果

日本共産党 大激戦制し全員当選
21日投開票の摂津市議選・阪南市議選
市民と共に公約実現へ

 摂津、阪南両市議選が21日投開票されました。日本共産党は摂津市で安藤薫(62)、増永和起(66)=以上現=、谷口治子(43)=新=の3氏が全員当選し、阪南市では大脇和子(70)=新=が当選し、空白克服を果たしました。

安藤・増永・谷口の3氏 摂津

3人全員当選を果たし、支援者らとバンザイする(右から)安藤、増永、谷口の各氏=21日、摂津市内

3人全員当選を果たし、支援者らとバンザイする(右から)安藤、増永、谷口の各氏=21日、摂津市内

 摂津市議選は定数19に28人が立候補する多数激戦になりました。
 日本共産党は、公共料金値上げと市民負担増を進める市長の提案に何でも賛成する「オール与党」議会を変え、自公政権と維新政治と正面対決し、市民の願いを実現してきた議席の値打ちを訴え。府内トップクラスの財政力を生かして、学校給食無償化の実現や、全国最悪のPFOA汚染対策の推進、水道料金・国民健康保険料の値上げストップ、便利な公共交通実現などを公約しました。
 日本共産党の3候補の得票は合計3577票で、7月の参院選の同党比例票から1167票伸ばしました。
 3人を擁立した自民党は1議席にとどまり、維新は7人が立候補しましたが、現職を含む3人が落選しました。国民民主党と参政党が初議席(各1)を獲得し、立憲民主党は1議席。投票率は44・13%(前回43・90%)でした。
 大勢が判明した21日午後11時過ぎ、当選した3氏が支援者を前にあいさつ。「まれに見る多数大激戦の中、維新を打ち破り全員当選できたことは、物価高から暮らしを守ってほしいという市民の強い意思の表れ。」(安藤氏)、「争点を明らかにし、他陣営を追い詰めた。中学校給食実現、水道料金値上げストップ、PFOA汚染対策などを前に進める責任を感じている」(増永氏)、「公約実現と共に、LGBTなど性的少数者や外国人の方が安心して住んでいける摂津市を、皆さんとつくりたい」(谷口氏)と、それぞれ決意を語りました。

摂津市議選開票結果

2,400 中川 嘉彦 56 無元
2,344 長田 知樹 31 参新
1,811 藤浦 雅彦 63 公現
1,705 早坂京一朗  28 国新
1,537 南野 直司 60 公現
1,334 安藤 薫 62 共現
1,300 村上 英明 64 公現
1,292 光好 博幸 55 無現
1,275 水谷 毅 64 公現
1,181 光田あまね  48 維新
1,179 増永 和起 66 共現
1,103 宇都宮美男  43 公新
1,081 香川 良平 40 維現
1,064 谷口 治子 43 共新
1,042 峰松由紀子  57 維新
998 西谷 知美 51 無現
978 塚本 崇 51 維現
955 大川 百合 51 立新
950 松本 暁彦 42 自現
838 出口 貢次 45 維現
  768 久保 圭弘 40 自新
  760 西島 利行 47 自新
  651 山内 政和 49 維新
  627 伊藤 友一 54 無新
  531 楢村 一臣 53 無前
  462 戸屋 匡尋 44 無新
  435 岩田 将典 54 維新
  376 大門 貴史 43 無新

摂津市議選党派別開票結果

  得票 得票率 当選者数(候補者数)
今回 前回 今回 前回 今回 前回
日本共産党 3,577 4,318 11.55 13.99 3(3) 4(4)
自由民主党 2,478 4,109 8.00 13.31 1(3) 2(4)
公明党 7,026 8,042 22.68 26.05 5(5) 5(5)
大阪維新の会 6,206 6,628 20.03 21.47 4(7) 4(4)
立憲民主党 955 1,020 3.08 3.30 1(1) 1(1)
国民民主党 1,705 5.5 1(1)
参政党 2,344 7.57 1(1)
無所属・その他 6,686 6,750 21.58 21.87 3(7) 3(6)
合計 30,978 30,867     19(28) 19(24)

(大阪民主新報、2025年9月28日号より)

 

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