予定候補と選挙結果

共産議席は市政変える大きな力
大東市議選4月12日告示 2候補が奮闘

 大東市長・市議選(19日投票)が12日に告示されます。市議選は定数17に19人が立候補する見通しです。日本共産党は市議選で、天野かずゆき(49)、あらさき美枝(43)=いずれも現=の両氏が、「共産党の2議席が市政を変える大きな力になる」と訴えています。市長選で日本共産党は、現市政の転換を掲げる市議の沢田貞良氏(53)を自主的に支援します。
 同党府委員会で新型コロナウイルスの対策本部長を務める辰巳孝太郎前参院議員が5日に応援に入り、「大阪では病院や保健所が統廃合、学童や給食が民間委託されてきた。政治を転換しなければ、有事の際に対応できない。国民の暮らしや営業が大変なときだからこそ、命と健康を守るため、真っ当な政治をつくってほしい」と訴えました。
 昨年の消費税増税と今回の新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、廃業の危機を訴える中小企業の声が、日本共産党市議団に届きます。市議団は大東市に3度申し入れし、子どもや高齢者、障害者への支援、市民の暮らしと営業を守る対策を求めてきました。

 こうした中、市は予備費を8千万円から3億へと増やす補正予算を組み、共産党や沢田市長候補が求めてきた小中学校給食の無償化を、新型コロナウイルス対策として打ち出しました。しかし今年度の1学期のみという期限付き。共産党は子育てしやすい大東市へという保護者らの願いを受け、無償化を続けるよう求めます。
 日本共産党の2氏は国民健康保険(国保)税、介護保険料、水道料金などの大幅減免や、子どもたちの居場所確保、生活・経営を助ける融資制度を求めていくと表明し、また中学生までの子どもの医療費窓口負担ゼロ化、子育て世代の国保税の負担軽減、高齢者や障害者へのタクシー代補助など、市民生活を応援する「6つのプラン」を掲げています。

(大阪民主新報、2020年4月5日付より)

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