予定候補と選挙結果

摂津市議選 4人全員当選果たす
共産党 総選挙へ引き続き奮闘

摂津市議選で全員当選し万歳する(右から)弘、野口、増永、安藤の現職4氏と、かわそえたつま衆院7区候補=19日、摂津市内

 

 定数19に24人が立候補する激戦となった摂津市議選は19日投開票の結果、日本共産党の野口浩(71)、安藤薫(58)、弘豊(47)、増永和起(62)=いずれも現=の4氏が全員当選しました。維新は改選前の3議席から1増の4議席となり、自民党は4人を擁立しましたが2人が落選。公明党は改選前と同じ5議席で、立憲民主党が1議席を得ました。投票率は43・90%。
 摂津市では「オール与党」市政が国民健康保険(国保)料や介護保険料を値上げし、北摂一高い上下水道料金を23年度には25%もの値上げを計画。これらにきっぱり反対してきたのは日本共産党だけでした。選挙戦ではコロナ封じ込めへ大規模検査の実施や保健所摂津支所の復活などを訴え。高い国保料の値下げなど「5つの重点公約」を掲げ、府内トップクラスの財政力を生かせば実現可能だと主張しました。
 さらに市内中小業者への10万円の市独自給付金の支給を実現するなど、市民の声を届けて市政を動かしてきた実績を強調。「何よりも命優先の政治へ」「コロナ禍でも負担増の政治を、日本共産党の躍進で変えよう」と訴え、総選挙躍進の取り組みと一体に全力を挙げてきました。
 選挙結果を受けて市議団長の安藤氏は、「コロナ禍で市民の暮らしが危機にある中、命と暮らしを守る摂津市政をつくろうという訴えが、市民の皆さんに伝わったと思う。引き続く総選挙では、負担増を押し付ける市政の大本にある国の政治を変えるため、日本共産党の躍進へ4人の議員団で地域の皆さんと力を合わせて頑張る」と話しました。

摂津市議選党派別開票結果

  得票数 得票率 当選者数(立候補者数)
今回 前回 今回 前回 今回 前回
日本共産党 4,318 4,951 13.99 16.44 4(4) 4(4)
大阪維新の会 6,627  5,831 21.47 19.36  4(4) 4(5)
自民党 4,109 3,074 13.31 10.21 2(4) 2(3)
公明党 8042 8242 26.05 27.37 5(5) 5(5)
立憲民主党 1020 1,718 3.3 5.7 1(1) 1(1)
無所属・その他 6750 6301 21.87 20.92 3(6) 3(9)
合計 30867 30117 19(24) 19(27)

立憲民主党の前回は民進党。按分票切り捨てのため合計が合わない場合があります。

摂津市議選開票結果

2,149 三好 俊範 34 維現
1,971 藤浦 雅彦 59 公現
1,806 南野 直司 56 公現
1,755 森西 正 51 無現
1,752 香川 良平 36 維現
1,501 福住 礼子 62 公現
1,399 出口 貢次 41 維新
1,385 水谷 毅 60 公現
1,379 村上 英明 60 公現
1,368 三好 義治 65 無現
1,327 塚本 崇 47 維現
1,261 嶋野 浩一朗 48 自現
1,151 松本 暁彦 38 自現
1,105 増永 和起 62 共現
1,089 安藤 薫 58 共現
1,084 光好 博幸 51 無現
1,070 弘 豊 47 共現
1,054 野口 博 71 共現
1,020 西谷 知美 47 立新
  994 藤井 宏樹 33 無新
  960 和家 佐和子 64 自新
  798 楢村 一臣 49 無現
  751 大沢 千恵子 53 無元
  737 西島 利行 43 自新

(大阪民主新報、2021年9月26日号より)

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