羽曳野市議会議員選挙結果【2025/8/31告示、2025/9/7投票】
宝の議席守り抜く
7日投開票の羽曳野市議選
日本共産党は7日投開票された羽曳野市議選で、現職の笹井喜世子(73)、南玲(42)、新人の石田幸平(40)の3氏全員が当選し、現有3議席を確保。同日投開票の柏原市議選でも、現職の橋本満夫(60)、江村淳(54)の両氏が当選し、現有2議席を守り抜きました。
羽曳野 笹井・南・石田の3氏
羽曳野市議選は、定数18に22氏が激しく競り合う多数激戦になりました。与党維新が議席増を目指し、国政選挙で伸長した参政、国民民主も初議席を狙う中、日本共産党は「物価高で暮らしが大変な今こそ、3人のベストチームで願い実現へ」と訴え。笹井喜世子氏が7期目、南玲氏が2期目、石田幸平氏が初当選を果たしました。得票は前回比1519票減の4842票、得票率は2・5㌽減の12・6%でしたが、参院選比約1・4倍に票数を伸ばしました。
共産党は国保料・介護保険料軽減、子ども医療費ゼロなどを公約に掲げて奮闘。市民との連携で党議員団が粘り強く求め続けてきた中学校給食が、9月から実施されることに、多くの市民から信頼と支持が寄せられました。
大勢が判明した7日午後11時過ぎ、党市委員会に集まった3氏が支援者と万歳し、喜び合いました。
嶋田丘選対本部長は、「総選挙、参議院選挙での悔しい思いを吹き飛ばすように、羽曳野から全国に向けて反転攻勢を開始する結果になった」と指摘。3氏は「これからも皆さんと力を合わせ、3人の議員団で公約実現のために頑張りたい」「市民の願いをしっかり実現できる議員になりたい」など決意を述べました。
自民党は1減の2、公明は現有3、維新は1増の6、参政は初議席、無所属3、国民は玉木代表が応援に駆け付けましたが落選しました。投票率は43・21%(前回46・21%)でした。
羽曳野市議選党派別開票結果
| 得票 | 得票率 | 当選者数(候補者数) | ||||
| 今回 | 前回 | 今回 | 前回 | 今回 | 前回 | |
| 日本共産党 | 4,842 | 6,361 | 12.62 | 15.14 | 3(3) | 3(4) |
| 自由民主党 | 4,757 | 5,342 | 12.4 | 12.72 | 2(3) | 3(3) |
| 公明党 | 5,666 | 7,023 | 14.77 | 16.72 | 3(3) | 3(3) |
| 大阪維新の会 | 11,497 | 13,392 | 29.97 | 31.88 | 6(6) | 5(5) |
| 国民民主党 | 1,147 | ― | 2.99 | ― | 0(1) | ― |
| 参政党 | 2,424 | ― | 6.32 | ― | 1(1) | ― |
| 無所属・その他 | 8,030 | 9,891 | 20.93 | 23.54 | 3(5) | 4(5) |
| 合計 | 38,364 | 42,009 | 18(22) | 18(20) | ||
羽曳野市議選開票結果
| 当 | 3,429 | 田仲 基一 | 60 | 無現 |
| 当 | 2,424 | 麻野 彰子 | 47 | 参新 |
| 当 | 2,359 | 阪倉 禎明 | 39 | 自現 |
| 当 | 2,356 | 阪本菜津代 | 62 | 維現 |
| 当 | 2,303 | 沼元 彩佳 | 42 | 維現 |
| 当 | 1,911 | 通堂 義弘 | 61 | 公現 |
| 当 | 1,904 | 古沢 悟 | 56 | 公新 |
| 当 | 1,873 | 花川 雅昭 | 62 | 無現 |
| 当 | 1,851 | 外園 康裕 | 60 | 公現 |
| 当 | 1,765 | 大坪 正尚 | 46 | 維現 |
| 当 | 1,714 | 清水 秀直 | 39 | 維新 |
| 当 | 1,706 | 鞠山百合子 | 50 | 維新 |
| 当 | 1,658 | 石田 幸平 | 40 | 共新 |
| 当 | 1,653 | 百谷 孝浩 | 44 | 維現 |
| 当 | 1,629 | 南 玲 | 42 | 共現 |
| 当 | 1,555 | 笹井喜世子 | 73 | 共現 |
| 当 | 1,409 | 樽井佳代子 | 71 | 無現 |
| 当 | 1,339 | 黒川 実 | 57 | 自現 |
| 1,147 | 上薮 弘治 | 57 | 国元 | |
| 1,059 | 松井 康夫 | 75 | 自現 | |
| 716 | 吉田 幸平 | 53 | 無新 | |
| 603 | 梅崎 暢之 | 65 | 無新 |
(大阪民主新報、2025年9月14日号より)
