>>>ひとつ前のページへトップページへ

悪法許さずの声さらに たたかい広げ、秘密保護法撤廃へ 青年「無駄なたたかいはない」  署名に列

2013年12月15日

秘密保護法は廃案に

 国民世論を踏みにじり、自公政権が強行可決させた秘密保護法案。あらゆる分野で廃案、慎重審議を求める声が広がり、推進勢力を追い詰めた中で行われた暴挙に対し、法案成立後もさらに怒りと批判が強まっています。連日行われている宣伝でも、通行人から「許せない」「必ず廃止して」の声。暴走自公政治を許さず、法撤廃求めるたたかいが新たにスタートしました。

5日(木)

16:08 参院国家安全保障特別委員会で、自民党が秘密保護法案の動議。大混乱の中、委員長が「強行採決」。
17:00 日本共産党府委員会がJR天王寺駅前で抗議宣伝。
17:30 大阪憲法会議・共同センターが淀屋橋で抗議宣伝。自由法曹団大阪支部長の伊賀興一弁護士が「働く者の4割が非正規というこの国の危機を解決せず、秘密保護法案を強行採決する勢力に、政権を担う資格はない」と訴え。
19:00 青年有志が大阪市役所南側からデモ行進。参加者20人と警察に申請していたところ、ツイッターなどを見た若者らが続々と集まり、300人に。出発前集会で「秘密保護法案は情報を公開していく時代に逆行」「無駄なたたかいはない。墓穴を掘るのは安倍政権だ」など意気高い発言が相次ぐ。

6日(金)

17:00 日本共産党府委員会が難波・騠島屋前で「違憲立法を断固廃案に!」と宣伝。
17:30 同宣伝に大阪憲法会議・共同センターも合流し、宣伝参加者が100人に。声を枯らして「国民主権の原則に反する秘密保護法を許すな」と繰り返す若者の姿も。署名に列ができる。
17:30 原発なくそう茨木市民の会が「危険な原発から命と未来を守るため、知る権利を守ろう」と宣伝。
22:29 参院本会議で秘密保護法案の審議開始。日本共産党の仁比聡平議員が反対討論、自民党の島尻安伊子議員が賛成討論に立ち、「自共対決」が鮮明に。
23:23 秘密保護法が可決・成立。
23・35 日本共産党国会議員団総会で志位和夫委員長が「きょうを新たなスタートにして、新しいたたかいに臨もう」と呼び掛け。

7日(土)

13:30 大阪革新懇が大阪市北区内で開いた「太平洋戦争開戦 平和と憲法を守る12・8府民のつどい」に100人参加。講演した元裁判官の森野俊彦龍谷大学法科大学院客員教授は、「法律の体をなしていない。これがまかり通る社会を許してはならない」と強調。
13:30 大阪宗教者9条ネットワークの平和の集いに80人。法強行の自公政権を糾弾し、撤回と現行憲法を守るために声を上げようと呼び掛ける。
16:00 日本共産党府委員会が京橋駅前で緊急抗議宣伝。「法案反対や慎重審議を求める圧倒的な国民世論を無視して、法案成立させたのは暴挙」と批判し、「憲法違反の法律の撤廃を」と訴え。
18:30 東大阪市内で開かれた「日本共産党を語るつどい」に130人。駆け付けた笠井亮衆院議員が「安倍政権の終わりの始まり。この暴挙を国民と歴史が裁く日が必ず来る。大阪でも悪法撤廃の声を広げて」と訴え。参加した民青同盟員の女子高校生(18)が「強行可決されて私には何ができるかと考えていた」と入党を決意。

8日(日)

10:00 新婦人府本部大会大阪市中央区内で開催。川本幹子会長が「安倍自公政権に立ち向かい、憲法を守りきり、秘密保護法を実施させない」とあいさつ。特別決議採択。

10:00 明るい民主大阪府政をつくる会・高石連絡会の市民学習会に40人。國本依伸弁護士が講演で秘密保護法を発動させず、憲法を堅持した取り組みを進めようと呼び掛け。 11:45 大阪母親大会連絡会が難波・騠島屋前で70人が、太平洋戦争開戦72年で1200枚の「赤紙(召集令状)」ビラを配布。憲法9条を守る署名にサインした高石市の男性(55)は、「自分のブログでも秘密保護法案反対を訴えてきた。施行までにつぶしてしまいたい」。 16:45 新婦人府本部大会参加者100人が天満橋で宣伝行動。20代の男女も「今でさえ秘密が多いのにますます秘密になってしまう」と署名。

9日(月)

17:00 大阪憲法会議・共同センター、日本共産党大阪府委員会が淀屋橋で署名宣伝。「ひどい」「このままでは戦争になってしまう」「絶対廃案に」と言いながら通行人が次々と署名し、列ができる場面も。(2013年12月15日付け「大阪民主新報」より)


投稿者 jcposaka : 2013年12月15日

トップページへ ひとつ前のページへ ページ最上部へ
ご意見・ご要望はこちらから