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しぎ候補で市民本位の市政を 岸和田市長選17日告示 維新のまち壊し許さない 民主市政の会

2013年11月17日

 岸和田市長選(24日投票)が17日、告示されます。岸和田民主市政の会は、自主的に支援する前市議会議長、しぎ芳則候補の政策を広げて奮闘。 他に出馬表明しているのは維新の会衆院議員の秘書ですが、同会は維新の会による政治の危険を市民に知らせ、「党派を超えた市民本位の市政か、暮らしと『自治のまち』を壊すのか」と訴えています。

 医療や暮らし分野では、市民病院を経営至上主義でなく市が責任を持って運営することを訴えるしぎ候補に対し、維新の会の大阪市政は、「経費だけでも5億円も効果が出る」として、地域のお産・小児救急などを支えてきた市立住吉市民病院(大阪市住之江区)の廃止を強行しました。

 まちづくり分野では、地元小規模事業所や商店街優先を打ち出すしぎ候補と、市内の貯木場跡地にカジノの建設を狙う維新の会との対比が際立ちます。維新の会が主張する関空リニアも、しぎ候補は「岸和田がいっそうの『通過都市』になる」と訴えています。

 行政サービスを、改革の名での切り捨て縮小ではなく、市役所のサービスとはどうあるべきかを職員と議論して推進するとする、しぎ候補。橋下市長は大阪市職員に対し「市長の顔色を見て仕事を」「職員は市民に命令する立場」などと言い放ちました。  民主市政の会は、しぎ候補が目指す「3世代が支え合って暮らせるまち」や、「大阪一、子どもを産み育てやすいまち」、「豊かな自然と人との共生」などの政策を広げるとともに、府内に広がる「維新政治ノー」の声を市民に知らせ、「生きる希望の持てる岸和田へ」と選挙戦に全力を挙げています。

維新の市政乗っ取り許さず、
住民の自治・暮らし守る選挙
岸和田民主市政の会が決起集会
しぎ市長実現へ総力挙げて

 17日告示、24日投票の岸和田市長選挙で、しぎ芳則候補を自主的に支援する岸和田民主市政の会は9日、同市内で決起集会を開催。「しぎ候補とともに市民本位の市政をつくろう」と決意を固め合いました。600人以上が参加しました。
 同会は1973年から32年間、清潔で公正な民主市政を支え、継続・発展させてきました。
 代表の大向宗夫さんは、しぎ候補が子育て環境や医療の充実など、「市民の目線に立った政策」を公約に掲げており、「総力を挙げて、しぎ市長の実現を」と強調。維新隠し≠ノ走る対立候補(日本維新の会の遠藤敬衆院議員の公設秘書)の公約はまるで「標語」と批判しました。
 市長選の意義と争点について同会事務局長の小川和夫さん(日本共産党岸和田市議団長)は、市長選を「維新の介入や市政乗っ取りを許さず、住民の自治・暮らしを守る選挙戦」と位置付けました。
 しぎ候補のあいさつ(別項)に続き、大阪市をよくする会の中山直和幹事が、橋下大阪市政の市民いじめと職員統制の実態を告発。住みよい堺市をつくる会の丹野優事務局長は、堺市長選の勝利は「維新の会の反共攻撃による市民分断を乗り越えた市民の大勝利」と述べました。
 岸和田出身の日本共産党の宮本岳志衆院議員が情勢報告。憲法問題などで維新の「ウルトラ右翼」ぶりが露呈していることを紹介し、「化けの皮がはがれているからこそ、堂々と維新を名乗れない」と対立候補を批判しました。
 宮本議員は32年の民主市政の歴史がある岸和田で、「わがまちを守ろうという一致点で、わがまちの一大事に立ち上がろう」と呼び掛けました。(2013年11月17日付「大阪民主新報」より)

投稿者 jcposaka : 2013年11月17日

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