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「政治担って」「必ず国会へ」 雇用・経済・憲法… 共産党の訴えに共感

2013年07月14日

「政治担って」「必ず国会へ」たつみコータロー 21日投票の参議院選挙で、「日本共産党を躍進させ、国民の声で動く政治を」と訴えている日本共産党とたつみコータロー大阪選挙区候補。街頭演説を聞いた人に、今の政治や日本共産党への思いを聞きました。

ネット検索でたどり着いた

 公示日4日の梅田ヨドバシカメラ前で、志位和夫委員長を迎えて行われた第一声(2面参照)。
 ホテルの客室清掃で働いている派遣社員の女性(29)=茨木市在住=は、インターネットで街頭演説を知り、仕事帰りに立ち寄りました。政治にはまったく関心がありませんでしたが、東日本大震災、原発事故以降、興味を持つように。
 「時給850円で、定時15分前に入らないと1千円減給され、4時間以上になるとサービス残業に。おかしいと思い、ネットで調べているうちに共産党を知りました。労働基準、最低賃金、派遣、下請けの問題、原発問題など、どれも共産党の言う通りだと思う」と話していました。
 25歳の会社員男性=大阪市天王寺区在住=は「原発再稼働なんて許せない。なぜ自公政権は、市民や自治体の声を聞かないのか。TPP(環太平洋経済連携協定)問題も不安。日本の農業が大打撃を受け、医療も混合診療で大変に。こうしたことにはっきり物を言っている共産党が、日本の政治を担うように頑張ってほしい」と語っていました。

給料を上げて改憲許さない

 7日、市田忠義書記局長を迎えて府内3カ所で行われた街頭演説。
 JR天王寺駅前での演説を聞いた介護職の男性(33)=大阪市東住吉区在住=は、「演説を聞いてもっともだと感じた。他党は連立をしたり、党の旗を降ろしたりしてコロコロと政党を変わっている。地方選挙では共産党に入れていないが、国政では入れる。給料をとにかく上げてほしい」。年金生活者の女性(68)=堺市美原区在住=は、「都議選の後、何年も連絡のなかった友人から、久しぶりに電話があり、共産党の議席倍増を喜びあった。それだけのインパクトを与えた結果だった。きょうは話を聞いてすっきりした。やっぱり憲法のことが大きな争点だと思う。戦争は絶対してはいけない。憲法改悪は絶対に許せない。そういう意味でも、大阪で維新には負けられない」と話していました。
 南海堺東駅前では、36歳の男性=堺市南区在住=が、「共産党は歴史もあり、世界でも通用する理を持ってやっていることに展望を感じる」。医療事務の男性(36)=堺市南区在住=は、「共産党を特集した週刊誌の記事内容を聞いて、驚いた。これは周りの目が、共産党に期待していることの証拠だと思う。実際に、地域で宣伝していても、マンションの窓から知らない人が、“今度こそ勝ってや”と声を掛けてくる。都議選の躍進や、定数が増えたことで、共産党への期待が高まっているのを感じる。重大な争点の多い選挙だが、共産党しかないと思う。たつみ候補は若いのに力強いと評判だ」と話していました。

子を守るためにも共産党へ

 布施駅前で、共産党のビラを配っていた30代の女性=東大阪市在住=は、「選挙運動は初めて。3歳と7歳の子がいる。憲法を変えられたら、軍隊に行くのは安倍総理やユニクロの社長でなく、私たちの子ども。保育所を変質させる子ども・子育て支援法も心配。どこに入れたらいいか分からず棄権しようとしているお母さんたちにも、子どもを戦争に行かせないためにも、保育所を守るためにも共産党へと話している」と語ります。
 鉄工所で働く男性(28)=東大阪市在住=は、「アメリカの大学を出た後、生活保護問題など人のためになることをずっとしてきたたつみさんを、人間として尊敬する。必ず国会で活躍してほしい」。


命より金≠フ政治はやめよ
真宗大谷派宗議会議員.瑞興寺住職
清史彦さん(61)

 

今回の選挙で与党を勝たせてはいけない。「アベノミクスで経済成長」といいますが、超成熟した経済大国の日本で、これ以上の成長を求めるのは強欲ですよ。自民党はうそでもバブルでも数字を上げて消費税を上げようとしていますが、増税すれば景気が悪くなるのは目に見えていて、本当にばかげています。
 共産党のいう大企業と高額所得者に応分の負担を≠フ主張には賛成です。大企業の内部留保が多過ぎます。法人税を上げると、大企業や金持ちが海外に逃げると言う人もいますが、逃げたい人は行けばいいんです。


 原発の再稼働には大反対です。共産党は、原発の方が高くつくということを、もっと言うべきです。特に電源三法(電源開発促進税法、特別会計に関する法律、発電用施設周辺地域整備法)。これを廃止すれば電力会社は原発から手を引きますよ。「原発は危ない」だけでは多くの人の心をつかめません。危ないのは分かっているのに、それを税金で黙らせているのですから。そのカラクリを明らかにしてほしいのです。
 「アベノミクス」も原発推進も、「命を金で買う」政治になっている。経済活動は命をつなぐためでしょう。根本がずれている。
 「国防軍」創設も、軍隊は他国を攻めるための組織ですから、反対です。自衛隊は、米軍の下請け部隊として、「攻める訓練」ばかりで、「国を守る訓練」はしていません。私は9条を守る運動に参加していますが、本当の意味で「国を守る組織」は必要だと考えています。持論ですが、9条の条文は一切変えずに、自衛隊を「屈強な国境警備隊」「国際的な災害救助隊」「国連警察隊」にすればいい。一定の警察力というのは必要ですから。
 共産党は政党として一番きちっと活動している党なんだから、もっと現実的に動いて、野党をまとめる潤滑油ぐらいになってほしい。共産党も政権に参加すべきですよ。(2013年7月14日付「大阪民主新報」より)

投稿者 jcposaka : 2013年07月14日

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