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宝$カかした島本町政に 下村候補勝利へ300人集う 党派の垣根越えて共感広がる

2013年03月24日

 4月9日告示(14日投票)の島本町長選をめぐり、幅広い住民が支援活動を広げる下村まこと候補を迎えた「みんなでつくる演説会」(下村まこと後援会主催)が16日、町内で開かれました。満席の250人が詰め掛け、音楽やパフォーマンスで町政刷新へ多彩な願いを交流。「住民の力で町政は変えられる」「実現しよう島本の“宝”生かしたまちづくりを」と呼び掛けました。
 現在2期目の川口町政は、この間、公約になかった保育所廃止を強行。黒字会計の国保を毎年のように引き上げてきました。行財政改革の名で障害者や難病者の福祉金削減、要支援者への移送サービス一部廃止、災害見舞金廃止、下水道料金値上げなど住民サービスを次々と削減。住民に知らせず阪急水瀬駅前などの町有地を一方的に売却する一方、JR島本駅西側開発をめぐる土地区画整理事業では、町財政への影響など重要な情報さえ公開されず、住民から「住民合意で進めてほしい」と批判の声が広がっています。
 こうした町政運営に住民の批判は根強く、改革派6町議が住民アンケートを実施、約2千人から町政刷新の願いが寄せられています。町長選をめぐっては、自民党支持者だった町民らが「下村まこと後援会」を結成。日本共産党も参加する「公正民主の会」が下村氏を支援。「オール島本」の力を集めて町民の声が届く町政をと共同が広がっています。
 16日の「みんなでつくる演説会」で同後援会の牧野久会長は、「町民みんなの力を合わせれば住民が主役の町政は可能だ」と強調。兵庫県福崎町で町政刷新に取り組む嶋田正義町長(5期目)が講演し、前大山崎町長の真鍋宗平さんも激励に掛け付けました。
 フロアを交えた交流で、「住民みんなに喜ばれる町政を」「JR駅西側開発はガラス張りで情報公開し進めてほしい」などの意見がありました。

「住民主役」力合わせて
下村候補が決意表明

 「町民が主役の笑顔の町、島本を」。16日開かれたみんなでつくる演説会で下村まことさんは町政刷新の決意を語りました。
 「名水百選」にも選ばれたおいしい地下水と豊かな自然、「百人一首のふるさと」としての歴史あるまち島本は観光だけでなく住民が豊かに暮らし、新たな雇用の可能性も秘めています。
 いま島本町に求められているのは、住民の誇れる「宝もの」をまちづくりに生かすこと。町民の声をしっかり受け止められる町長がリーダーシップを発揮して、ズバッと改革を進める必要があります。
 古い政治勢力が動かす町政と決別し、住民パワーを結集し、力を合わせて「住民が主役」の町政、「日本一のええ町島本」を実現しようではありませんか。

町長選と同時選の島本町議選
子育て支援に全力
共産2候補が奮闘

 町長選と同日実施の島本町議選(定数2減の14)に、日本共産党から、かわの恵子(現)、佐藤かずこ(新)の2人が立候補します。
 島本町では、歴代町政が公立保育所を2カ所も廃止。入所待ちの乳児が出る一方、定員150%を超える詰め込み保育に。あわてて町は幼稚園での子ども受け入れを実施したものの、「給食がない」「お昼寝の部屋もない」「子どもたちがかわいそう」と保護者から批判の声が広がっています。
 島本町では子どもの医療助成は就学前の子ども限定で、しかも所得制限のため4歳から就学前では13%しか制度の対象になっていません。日本共産党は「大山崎町や高槻市のように小学6年までの制度拡充を」と主張。▽保育所新設▽35人以下学級実現▽国保料1世帯1万円の引き下げ▽軽度の要介護者が利用できなくなった移送サービス復活―などの政策を訴えています。
(2013年3月24日付「大阪民主新報」より)

投稿者 jcposaka : 2013年03月24日

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